見出し画像

1/7 神戸へ行く

本日は遠出です。
妻が「神戸で切り絵画家の展覧会をやっているのを見に行く」というので付いていく。

神戸ファッション美術館特別展「日本の切り絵7人のミューズ」入口展示
(これだけ写真撮影可だった)

基本的には妻が出たがりのため、妻に付いていくパターンが王道。
これまで全く楽しめないことは皆無だったので、大体全幅の信頼をおいて、毎回ホイホイと付いていく(疲れた時の運転手交代役)。
今回も7人の切り絵作家のそれぞれの個性を比較してみたり、精緻な切り絵に驚いたり、「あーそういえばこれ見たことあるな」と納得してみたりと、たっぷり1.5時間ほど楽しめた。

いやしかし、切り絵といっても色々あるんですね…
自分はいろいろ興味はあるんだけど出不精で、誘われないと外に出ないものだから、誘ってもらえて必ず新鮮な楽しみを得られている。
妻には毎回感謝している。

さて、美術館を出た。
毎回メインの目的地は事前に提示されるが、いつの間にかどこかに寄り道することになっているのも王道
絶対事前に行くこと決めてるやろ?
毎回「全部言ってくれ」とも思うが、それはそれで楽しんでいる。

ということで今回はこちら。

tea room mahisa 岡本店さん

おお、やっぱりティールームだ。マヒシャさんは紅茶専門店界隈に明るくない自分でも知ってる有名店。
目の前におあつらえ向きに駐車場がある。一瞬満車かと思ったが、奥に2台分空いてそこに滑り込む。
さっそく中に入ると、入口すぐの窓ぎわ席が空いていたので着席。
ちょうどランチをやっていたので、自分は「mahisaのスコンとスープ」というランチにホットチャイで。妻はとりあえずキャンディスーパーストロングを頼む。

先に届いた妻のキャンディを一口もらって飲む。
カップを持っただけで香る芳香。ストレーナー内に残る大量の茶葉。そしてそれにもかかわらずガブガブ飲めそうなすっきりさ。
うーん。これはすごい。大変美味しかった。

ランチプレート(写真忘れた)についてきたホットチャイも飲みやすくておいしい。そしてプレートに盛られたスコンとパン2個ずつ、サラダ、そしてサツマイモのポタージュ。これらも良い感じ。他のランチも食べたかったが、また来れたら食べてみたい。

店を出て、さてそろそろ帰宅…と思いきや「もう一軒あるんだけど行く?」の声。もちろん行かいでか。
ということで夙川まで移動。次はこちら。

THE CHAI FACTORY 夙川旗艦店さん

こちらは紅茶、というかチャイ専門店として有名とのこと。当方は知りませんでした。
入ったとたんに香るスパイスの香り。
なんかとんでもなくいろんな種類のスパイスの香りがするんですが。
店内は少し暗めだけど、奥に吊るされたエキゾチックな照明がいい感じ。

店内右の商品を見ていると、店主の方がいろいろと説明してくれた。
出しているチャイはKarak tea(カラクティー)という中東で人気のチャイのようで、それにオーガニックスパイスをたっぷり入れて提供していただけるらしい。店主さんはよくドバイに行くらしく、そちらで仕入れているとのこと。ということで早速チャイをいただくことにする。

自分はDates Karakというデーツシロップが入ったチャイをいただく。

Dates Karak
カップとコースターがきれい


ちなみに妻は3種の飲み比べセット(ライム、ネロリ(ビターオレンジの精油)、サフラン)を頼んでいた。

デーツ入りは比較的甘い、と言われたので頼んだがそのお味は…
なんだこれ!?辛い!そしてうまい!

辛い、というのはスパイスの味。いろんなスパイスの味がする。
これはスパイス好きにはたまんねぇぜ!という感じ。
にもかかわらず、デーツのせいなのか飲みやすい。なぜ?

店主さんに話を聞くと
「日本はスパイスといえばシナモンで、しかもそれほど多くない。インドではスパイスを複数入れ、特に高級レストランでは大量のスパイスを入れる。(今飲んでいるチャイの)1.5倍は入れますよ」と言われた。まじかよ…

きっと低所では熱く、高所では寒いインドをはじめとした中東の環境で耐えるための知恵なんだろうな…と遠い目をしながら話を聞いていた。
いや、店主さんと奥さん?がすっごい気さくにしゃべってくれたので楽しかった。「辛い~」と言っていたらすかさずミルクを追加してくれそうになったし(ありがたいけどスパイス好きなので、と今回は丁重にお断りした)。チャイ1杯飲む時間しか居れなかったのが悔やまれるほど。
チャイが好きなら(そしてスパイスが好きなら)行くべき店だと思った。
ただ席数はそんなに多くないんだよな…行くなら気を付けないといけない。
今回は運良く座れて良かった。

ということで、満足して帰ってきた。
でもほとんど短時間、車で移動したので神戸を堪能した気にはなれてない。
神戸は何度か行っているが、何度行ってもほんとに新たな発見があるので、また何度でも訪れると思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?