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FireHDがスタイラスに対応したんだって

こんにちは。ti.ti.taです。
熱しやすく、冷めやすい。そんな人です。

お絵描きするのに、もっと手軽なものないかなー
何ならタブレットと兼用がいいなー
でもApple経済圏に生きていないので、iPadはないなー

などと考えながらネットの海を泳いでいたところ、
Amazon FireHDがスタイラスに対応しているとの情報をゲット。

入手した情報含め、購入するか悩んでいるのでまとめてみます。
久々の投稿ですが、完全に趣味の話なのでお暇な方、どうぞお付き合いください。


結論

  • FireHDすごい!

  • Clip Studio Paintも使える!(非公式)

  • ついでにアニメも観れる漫画も読める

過去に使っていたもの、今使っているもの

思い返すと色々な環境でお絵描きしていました。
記憶をたどりつつ、それぞれの使い勝手を挙げてみます。

  • Wacom Bamboo
    板タブ。
    当時は手頃な値段のペンタブレットといえばこれでした。
    ローエンドなだけあって、分解能も悪かったですが、入門としては申し分ない感じ。
    長いこと愛用していました。

  • Wacom Intuos
    板タブのハイエンドなもの。
    (当たり前ですが)Bambooと比べると圧倒的に品質がよく、分解能・傾き検知やサイドのショートカットキーなど、使いやすく、切り替えた当初はなかなか感動しました。
    標準でペン先がいくつかついていたと思います。(説明書読まないと所見では気づかない場所に……笑)

  • Wacom Cintiq13HD
    Wacomの中では一番ローエンドな液タブ。
    クオリティは申し分なく、ペン先とディスプレイのギャップなどもなくとても高感度。
    ペンや入力のクオリティはIntuos同等でそのまま液タブにした感じ。
    接続のためにケーブルが複数必要なのがちょっと面倒。(HDMI、USB、電源の3本だったような。)

  • Microsoft Surface
    これは液タブではないですが、スタイラスがついており、筆圧もバッチリなのでお絵描きができる。
    なんと言ってもOS搭載なので、スタンドアロン。
    出先でもベッドでも、どこでもお絵描きできるのは快適。

  • Amazon Fire7 + Jot Pro
    漫画読む用に買ったFire7タブレット、ふとJot Proでお絵描きできるのでは?と思い使ってみました。
    できなくはない。できなくはないが……筆圧検知がほしい。あとパームリジェクション。
    持ち運びが手軽なのはとてもメリット。

求める条件

過去の遍歴を踏まえて、今回の条件を洗い出しです。

  • 安価(お小遣いすくなめなので)

  • スタンドアロン、持ち運びできる

  • PC連携(仕上げはPCでやるかもしれないので。)

FireHD10+スタイラスってどう?

で、早速ですが購入したので、試しにヘッダーイラスト描いてみました。
ちなみにClipStudioPaintです。
製品版は持っていますが、アプリ使うためにサブスク課金済みです。
※Amazon App Storeでは配信されておりませんのでapkを自己責任ですが、2024/4時点では問題なく動作しています。

良い点

  • 筆圧検知は問題なし
    リニアに反応してくれます。(気持ち硬め?)

  • 遅延も許容範囲
    PCには負けるものの、ワンテンポ遅れるくらいで特に問題なし。

  • 傾き検知対応
    ペンを寝かせると、角度に応じた描画になります。
    これ、以前はハイエンドなペンタブレットにしか搭載されていない機能でしたので、まったく期待していなかったため、この価格帯で手に入ることに驚き!
    (もしかして、今は常識なんでしょうかね……?)

  • ついでにアニメも見れます。漫画も読めます。

悪い点

  • Amazon App StoreでClipStudioPaintが配信されていない
    つまり公式サポートではないので、バージョンアップなどで使用できなくなる可能性があります。

  • スタイラスが電池式
    しかも単6。これにしか用途がないよー
    (そのうち充電式も出るかもしれませんが。)

  • ペン先の削れが早い(気がする)
    筆圧にもよるかと思いますが、削れが早い気がします。
    替え芯のバリエーションが今後増えるといいのですが。

  • スペックがちょっと不安
    特にRAMが不安です。
    あまりレイヤー増やしたり、大きなキャンバスで描くのは難しいかも。
    1280x1280 300dpi
    レイヤー10枚程度ならOKです。

  • PCと接続して液タブとすることはできない(たぶん)
    やり方あるのかもしれませんが、見つけられませんでした。
    あくまでスタンドアロン専用だと思ったほうが良いです。

他と比較して

PCと比べるとどうしてもスペック面で劣ってしまうところはあります。
が、持ち運べる利便性、筆圧・傾き検知のスタイラスを踏まえると、ちょっとしたラフや持ち運べるサブ機としては充分すぎるほどよいです。
なんと言っても、諸々揃えても2万円台で買えてしまうあたり、超破格。

あと、これはちょっとしたことなのですが、
日本語手書き入力の精度が地味に高く、手書きでも全然使えます。
長い文章は大変ですが、ちょっとした文字入力ならいちいち持ち替えなくていいのは快適。

おわりに

スタイラス対応ということで、飛びついてみましたが、
お値段以上のスペックでホクホクです。
中華系の廉価なタブレットもどんどん出てきているので、
界隈が盛り上がると良いですね。

それにしても、どこでもデジ絵がかけるとは……すごい時代だ。(SAI世代)


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