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クラウドワークスでタダ働きになるケース

こんにちは。
クラウドソーシングや業務委託などで副業をしているti-です。

今日は利用しているクラウドソーシングの1つであるクラウドワークスでタダ働きになるケースの話です。

ちなみにti-はワーカー側なのでタダ働きになるケースの注意喚起の話になるのですが、クライアント側としては悪用もできてしまう、、のですが悪用厳禁で。
※悪用ケースが増えればシステム的な改善もされるのでは?とも思いますが。

それで本題ですが、結論から言うとタダ働きになるケース、それは
「作業中のバックレ」
です。

めっちゃシンプル。
シンプルなやつほど強いと承◯郎も言ってました。

「バックレ」が分かりにくい人もいるかもですが、要は案件の作業中に途中からガン無視決め込んで相手からのメールやら何やらすべて無視するということですね。

言葉だけで聞くと、こんなの通用するの?って感じですが、ケースバイケースで通用してしまうんですね。

「いやいやクラウドワークスにはちゃんと仮払いの仕組みがあるから、契約後にバックレてもクライアント側もお金が戻らく困るはずだよ」
そう思っていた時期がわたしにもありました。

ところが何らかの法的制約か因果かわかりませんが、実はクライアント側には「契約後仮払いをしても180日経過すると自動的にお金が戻る仕組み」があるんですね。

「そ…そんなのありかよ…。」
「ありなんだよ。」

そのためクライアント側は案件途中でも&何らかの制作物を受け取ったうえでも、180日経過すればお金が戻るんですね。

加えて、クライアント側が無視を決め込んだときにワーカー側からクライアント側に対して取れる対応は基本的に以下しかないです。
・メールを送る
・連絡催促の申請をする
・納品処理を進める

上2つについては、当然無視を決め込むクライアントに対して行ったところで無駄無駄ァ!
最後の1つは一見解決できそうにも思いますが、ワーカーから納品処理をしてもクライアント側が検収処理をしなければ納品扱いにはならず、結局クライアントが無視を決め込むと上2つと変わりません。

一応納品処理には期間が経過するとクラウドワークス事務局側で検収処理を行うケースもありますが、これは「最終納品物までの制作が完了している場合」に限られます。
ということは途中制作物までのやりとりは自動的に検収されることはないんですね。

これがあるおかげで、こんなケースでタダ働きが生まれるというワケです。
・クライアント側がワーカーから上がってきた途中制作物に難癖つけてやりとりが引き延ばされ180日経過→バックレ☆
・クライアント側が途中経過を見たいといいワーカーから制作物を受け取り、その後無反応になり180日経過→バックレ☆
・クライアント側がワーカーからとりあえず部分作業のみ受け取ってから無視し続けて180日経過→バックレ☆

ケース分けてみたもののほぼ同じ内容ですが。
クラウドソーシング案件では、大体最終納品前に途中制作物の提示や確認などが発生する案件がほとんどだと思います。
そうすると、要は最終の納品物以前までの作業は、クライアント側がバックレた場合にタダ働きになるリスクが常にあるという感じ。

そしてワーカー側からすると、クライアントのバックレに至ってしまうとそこからできる手立てってほとんどないんですよね。
実質できることって、クライアントにしつこく連絡してみるくらい。
そもそもバックレるようなクライアントですから、なんぼ連絡しても反応があるわけもなく、ワーカーは結局泣き寝入りするほかないです。

事前にしっかりした契約内容で契約しておけば問題ないのでは?という話もあるかもですが、契約ごとバックレられたら相当の高額案件以外は弁護士とかに相談なんて現実的でないですよね。

クラウドワークスのお仕事相談所にも同じケースの話は載っていたので、数は多くないにしても、表に出ない話も含めればそこそこあるケースなのではと思いますが。

結局、今のところワーカー側にできるのは、"なるべく"タダ働きにならないように防止策として「しっかりクライアントを見極める」「事前に契約内容を取り決める」というくらいしかないのが実情。

とはいえこれらもただの予防策にしかならないので、ワーカーは常にタダ働きになるリスクをはらんでいるという認識の上で利用するほうがよいですよ、というお話。

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