祝祭 発売日のこと、備忘録

フルアルバム『祝祭』の発売日。
シンプルな、きらきらした、力強いでもかわいいカネコアヤノの全部が詰まってるみたいなあのアルバムジャケットに心底胸がときめいた。

先行してアルバムから「祝日」のMVが公開された。これを観たとき、私は声をあげずにはいられなかった。

やっと、やっと出会えた。

と思った。
ライブで聴いた、1番大好きな曲。でもどこを探しても出てこなくてライブで聴くしかなかった。でもなぜか、本人に聴くのも憚られたし自分で見つけないといけないような気がして。

日常なんてもんは、自分で正解とおもえることは少なくて、いつもやってしまったと思うことばかりだけど。この曲を初めてライブで聴いて涙を流したその時、全肯定どうもありがとう!の感謝が溢れてた。

恥ずかしい
それはかっこいい
と歌うカネコアヤノは、清らかでまっすぐで、堂々としてて神々しい。

とことん反省するし、自分のことが恥ずかしくてしょうがない。でも自分が費やした時間の全てを否定するのは悲しすぎるしなぁ、という甘い感覚。甘いと自覚してる自分が恥ずかしい。

飽きないな、若気の至りか
気持ちの問題か
あとは、抱き合って確かめて

と歌われる、祝日。
若気の至りなんて言いながら、間違いを感情の勢いに流すことができる時間っていつまで続くんでしょうかね。でもきっと答え合わせするときに思考が追いついてることなんかたぶん一生来ないと思う。
ビバ、モラトリアム。

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