遅れてきたレディクレ
遅刻から始まったレディクレ、待ちに待ったレディクレ、張り切りすぎて入り時間早すぎたレディクレはこのバンドからスタート。
The Songbards
このバンドはスピッツとandymoriの子供に会ってみたらものすごい優しかった。みたいな感じ。もとあるパンクとかUKロックを自分たちなりのフィルターに通したバンドたちをもう一度この人たちのフィルターにかけて濾過した結果、みたいな感覚。
ロック感は強くて、綺麗なハモリのあるメロディ。でも驚くほどにトゲがない。もはや平和大賞。なるほどこれは、上の世代の方たちが私たちの世代をゆとりや、さとりという訳ですね、納得。
にこやか、さわやか、次は野外で聞きたくなった。
カネコアヤノ
フェスで観るとなると話は違う。割と色々な会場で観たし、弾き語りも観たけれどフェスとなると3割増でドキドキしてる自分がいました。
それにしても燦々Tシャツ着てる人がたくさん、後ろからみたらきっと猫の大群とおサイケな見た目なバンドの図、きっと楽しい。
いつもの飾り気のない姿で登場してリハ。探り探りどこを観るわけでもなく春をやってた姿はまだ6割人間。でも裸足になってでてきた本番は、動物神みたいで目が外せない、でもはずかしい、目があったらビリビリする、これは恋か?スポットライトとバンドの正しさのようなアレか?
MCなしの熱狂のうち終了、セゾンもカウボーイもありがとう
ORANGERANGE
一言であらわすのなら、玄人がつくってる祭。
なんの違和感もなくみんなが楽しくなれる疑問のない空間、なんくるないさ、みんなが南国パリピ、とりあえずジャンプしてから!
bonobos フィッシュマンズトリビュート
入った瞬間リハでbonobosの曲やってくれてた、今日1そうそう、これこれってなった心地よさ。もはや染み付いてしまっているこのままでもいいかも〜となってるところにゲストたち登場。
牧さん、そういえばラシュボで最前でバニラズを観てたな〜。そのときはフィッシュマンズなんか知らんくて、ジャンプして手を動かすことが全てと思ってたけど遠いところでゆらゆらしながら大好きないかれたBABYうたう牧さん観るのは時間の流れを感じた。
というか、はちゃめちゃに音がいい、ここだけ別料金いりませんか?となるくらいには良かった。信頼のbonobosありがとう。
クリープハイプ
このバンド名、中学の頃から何回歌って、口に出して、聴いて、ってしてたんやろう。でも生で観た、たったの3回だけのライブだけでいつもいつも想像通りのクリープハイプをくれる。というかそれ以上?
クリープの歌に特別悲しい思い出もないけど涙が溢れて止まらん、FM802を、あの場にいるファンを特別みたいに言ってくれる尾崎さんは愛に溢れてた〜!どの曲聴いてもすぐ尾崎さんの曲ってわかるのって幸せなことよね!!!古きも新しいも全部わたしたちのもの!
フジファブリック
私がここにつらつらと書く資格もないくらい長い歴史を見守ってきたファンはたくさんあの中にいたと思う。その人たちとバンドがいる景色を後ろからみてると映画の中に入ったかと思った。
バンドのロマンチックさ、もう涙腺さっきから壊れてるねん。圧巻の貫禄、ああここまでたどり着くバンドはいくつあるんか、果てしないもんやなバンドとは
そんなバンドとは哲学が頭でちらついた、もはや概念としてのライブでした。ありがとうフジファブリック
サカナクション
それはもう、ほら、わかってる、楽しい。完全に自分の中ではエンドロールやったなあの瞬間。演者本人から感情が煽られることはなくて、音楽に楽しいという感情を揺らされるだけなのは本当に心地いい空間だな、と。矛盾してるけど、笑
万人に向けてそれをできるのはサカナクションの強みで果てしないエンターテインメントでしたね!忘れられないの、はなぜか泣きそうになったけどね。
これにて終了!
こんなに正しい年納めはあるのかな、締めくくりという勝手なタイミングで勝手にバンドに想いを乗せてしまうけれどそれもいいとして!ビッグサンクストゥーふみ!
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