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自己紹介

私の新たな試み 「note」

長文多めです。ごゆるりとどうぞ

#別の扉

「書いた人だけが読みあえる、非公開で実名の同人誌」の発想で、20代〜64歳の現在まで、アナログな手作り文集をゆっくりとつくってきました。
 
今、新たに「note」を始める目的は、書き溜めてきたたくさんの自作を、整えまとめなおすことです。
もちろん、過去形ばかりでなく、現在進行形のエッセイや創作も追加したいと思っています。
 
「作品」というにはどれも稚拙な表現のものばかりです。
しかし、かつて恩師は、「書くことは、生の確証を得る一つの縁」だと言われました。「だから書き続けなさい」と…。

書くことに集中していると、わたくしという存在がムクムクと立ち上がるような不思議な昂揚感を覚えることがあります。その快感と畏れに生々しい生の確証を受け取ることが、まれにあるのです。

私は62歳でがんになり標準治療を続けています。以前よりも人生の猶予期間(MORATORIUM)をよりリアルに感じるようになりました。

そのこともあって、この「ツムギアルバム」を思いつきました。
といって完成することが目的ではありません。完成できなくてもいいのです。新しい挑戦にワクワクする、その瞬間が充分愉しいのですから…。 

記録の集合体や記憶の断片の中に、私という人間のアイデンティティーを実感できたら…。そして、心優しい読者の皆さんの目にそっと触れ、愉しんでいただけたらこれ以上の喜びはなかろうと空想しています。
 
反面、自分の内面や家族の歴史をおおやけにすることが、結果的に、大切な家族や友を、意図せず、傷つけたり悲しませたり怒らせたり、誤解を招いたり、将来に禍根を残すようなことにならないだろうか…と不安もあります。

でも…大丈夫、きっと理解してくれるはず。
ゆるやかな絆を信じて、チャレンジしてみます。

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