モラハラ夫と理解出来たきっかけ
自分がモラハラを受けていると自覚するきっかけは様々だと思います。
私の場合は結婚して4年ほど、男女問題など相談できる行政の機関で夫のことを相談した時に『これは典型的なモラハラ夫です、あなたが被害者です。』と言われたことがきっかけです。
相談しにいった内容は、毎日のように子どもの目の前で夫が怒鳴り散らして物を投げ、子どもが怪我をしたとかで、子供を連れて出ても親は頼れない(理由はまた別の日に)親子共倒れするなら、子を置いて離婚したいのだけれどどうした良いのか。このような内容でした。
それに対する相談員さんは『離婚云々よりそれは面前DVだから児童相談所案件です』とまず言われました。その後にモラハラ夫だと言われました。
モラハラと言う言葉を知ってはいました。しかしどんなものなのか、まして自分が被害者だなんて。
さらに面前DV。DVはわかっていましたが、面前?なんだそれという顔を私はきっとしていたと思います。
子どもの目の前で両親が喧嘩(というか罵倒ですね)を見せる行為。暴力はもちろん暴言も、物を投げたりとかも面前DVで、子どもにとって精神的なダメージに繋がります。(ごめんなさい、詳しくはお調べ下さい)その話しはまたゆっくりお話します。
モラハラ、面前DV、自分が被害者…慣れない言葉のオンパレードの中で私は「夫な結婚前のように戻って欲しいのですが…」と聞いてみました。
『無理です。』
はっとした。結婚してから理不尽なことで何度も怒鳴れていた。自我を失っていき、全て自分が悪い。怒らせないようにしなきゃいけない。そうビクビクしてここ数年生きてきたこと。
元は他人同士が夫婦として生活し、子供もできて家族が増え、その中で気に食わないことが増えることは仕方の無いこと、であれど。
それを暴力や暴言でねじ伏せて怒鳴り散らし、感情を殺させるのは正当なやり方ではない。妻はサンドバッグじゃない。
その日は家庭内暴力や面前DV、法テラスなどの資料を貰い、少し穏やかな気持ちで帰りました。
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