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フリーダムシアターの若者イブラヒム22歳の言葉

フリーダムシアターで学ぶ、22歳の若者、イブラヒムの言葉です。彼とはシアターでのリハーサルや休憩時間に一緒にお料理をしたりと交流してきました。彼の言葉を日本語に訳しました。



最も慈悲深く、最も慈悲深い神の御名において。

ジェニンよりガザの多くの皆さんへご挨拶。

平和、平和、平和、、ラファからジェニンまで、祖国の地で殉教した私たちの血の甘い香りがその土から漂います。

ジェニンに関して言えば、ジェニンが犠牲を払うのが珍しいことではありません。 ジェニンはヨルダン川西岸の戦火の最前線に立っています。

「私たちは2002年のジェニンの戦いの中で生まれました。私たちはこの歴史の子供たちです。今日、私たちの今を生きています。」

私たちの現実は、ジェニンとジェニンキャンプへの毎週の一連の侵略です。 軍事侵攻があるたびに、私たちの心臓は、愛する人や家族へこの野蛮な敵から降りかかる危害があるのではないかと、恐怖でハラハラしています。 私たち母国では、常に不安感がつきまといます。 あなたが俳優、アーティスト、医師、清掃員であっても、私たちに免責を与えるものは何もありません。 私たちは大きな刑務所にいます。 実際、あなたが囚われの身であれば、狭い刑務所ということです。 拘留者でなければ、大きな刑務所ということです。

「私たちの土地」にはどこにも自由はない。

「私たちは死を好まない民族です、できる限り長く生きるたい、生を愛しています。」

私たちは、ほんのちょっとしたことで、いつでも逮捕されたり、殺されたりする危険にさらされています。 これはどんな自由なのでしょうか? 全くどうなんでしょうか?

真っ当な生活というの当然の権利です。

「あなたがたの恥ずべき、不条理で不当な姿勢が詰め込まれて、歴史は刻まれます。」

私たちはこれまで求め、要求し、訴えてきました。 しかし歴史は紡がれてきました、その行間はあなたがたの恥ずべきことで埋め尽くされています。 不謹慎で不当な姿勢。 法と自由を主張するあなたたち。 どこにいるのでしょう? 私たちはあなたから何も望んでいません。 私たちはこの世に何も望んでいませんし、求めもしません。 私たちは自由になるまで生き続けます。


あなたがサポートしてくれた分を同じだけ上乗せしてパレスチナのジェニン難民キャンプで使います!!もしジェニンをサポートしたいと思ってくださった方はこちらへ< https://thefreedomtheatre.org/donate/ >