就活究極攻略TV

教育実習も終わったので就活の攻略法を記しておきます。ちなみに自分は面接が大の苦手なので内容は初級編になると思います。

1. いつから就活を始めたか

3年の夏(6/2)にインターンシップを申し込んだのが就活の始まりです。今の時期だと締め切り過ぎてるとこ多いので気をつけてください。この時のにはどんな企業に行きたいとかはありませんでした。最終的にSIerに就職(予定)するわけですがその時は「SEやだ!」って感じでした。

そこで私は3年の夏の期間は業種を絞るフェーズにしました。この段階では興味が少なからずある業種を全部申し込みました。広告・金融・ITが気になっていて、その中から気になる職種を絞って活動していました。他にもバイトの先輩から「どんな企業が面白そうなことやってますか?」と聞いて行く場所を増やしていた記憶があります。

ちなみにインターンシップには1day・3〜7days・それ以上が用意されていると思いますが3,4daysほどのものをオススメします。理由は企業の雰囲気がそこで働いている人の話を聞くことで分かるという他に、本選考をインターン生ルートで進めることができるからです。まあ自分はインターンで行った企業は最終面接で落とされたんですけどね!

その時に聞かれた共通する質問を書くので400文字で考えて、企業の様式によって削ってください。

・申し込んだ理由

・学生生活で最も力を入れたこと

・自己PR

これは割とどこでも聞かれますが使い回すか、強みを企業に寄せましょう。書き方は後の『ES(エントリーシート)の書き方』に詳しいことは書くのでそちらを参照してください。

2. インターンシップの面接

1.の話をした後で本当に申し訳ないんですがだいたい落ちます。そもそもこの段階では名前聞いたことあるし出してみよって人が多いので、大企業は本選考よりインターンシップの方が倍率高いのは明らかですよね?自分は動画送る企業以外落ちたのであんま言うことないので『個人面接完全攻略』に面接のことは詳しく書きます。一応面接会場に行くことで企業内の雰囲気を人事や、そこを受ける人から感じ取ることは出来ると思います。自分は広告やカード会社はチャラいし合わねえと思ったのである程度収穫はあったと思います。

動画送るやつはパソコンのWebカメラで撮りながらWordで文章を読みながらやってたら受かったんでコツはあんまないです。強いていうなら

・パソコンの位置を目の高さに合わせる

・顔に光を当てる

・撮る、見直すを繰り返す(自分は31テイクしました)

ぐらいです。自分は滑舌が悪いので「ゆっくり話す・一語一語を丁寧に言う・真顔でなく笑顔で話せてるか」ということを意識してました。ここは人によって違うと思います。

追記:最近だとWeb面接も多いので上のやつは最低限意識した方がいいと思います。直接会うのとWeb面接だとだいぶ印象が違うということはありそうなので。

3.  夏のインターンシップから4年3月までの動き

何もしませんでした。実は大穴になってくるのが秋のインターンシップ。応募する人が少ないですし通りやすいとは思います。ただ大学の後期日程が始まっている時に行うため両立するのが大変だと思います。自分はそこまで意欲が湧かなかったのでやりませんでした。

次に冬のインターンシップ休み期間中なのでこちらは応募する人は多いと思います。自分は夏行ったしいいか〜って感じで見送っちゃいましたが、周りには「冬のインターンシップ行ってよかった!」って人もいるので夏と同じくらいの効果はあると思います。こっちも選考で有利になるのは確か。

4. 4年3月からの動き(エントリー受付開始)

先に行っておくと自分はこれ出遅れました。まず来るべき3月1日。何が始まったのかよくわかりませんでした。自分は企業説明会が始まったのかなーぐらいに思っていたのですが実はここから面談という名の面接が開始します。来年からは経団連の就職ルールが無くなるので面接で行うと思いますが。

面談を行うのは中小企業だけなんじゃないかと思うところですが、東証一部上場企業どころか大手企業でもじゃんじゃん行ってます。IT企業しか受けなかったからか6月から選考を行うところの方が少なく感じました。

なので戦略としては

3月初めから片っ端から受かるのが易しめの企業説明会を申し込む⇨その後おそらく面接についての連絡がくるのでそこで練習を行う⇨慣れて来たところで自分が行きたい企業の説明会を申し込みその後の選考に臨む

という方がいいでしょう。自分は行きたい企業しか受けなかったのでほとんど落とされながら選考を進めて行ったのでリスキーだったなと思います。最終的に自分は15社ほど受けて1社で内定ですが、文系は40くらいは聞きます(業種を絞ってないから?)。



5. ES(エントリーシート)の書き方

おそらくほとんどの企業で聞かれる

「志望理由・自己PR・学生時代に力を入れたこと」

の3つについて言及します。ちなみにここで書くシナリオを完璧にして、面接に話を繋げるのでサボると面接死ぬと思います。

・志望理由

自分は企業のIRライブラリを見て、その企業が何をしているかを調べて、それに繋げる内容で自分はこんなことをしたいというのを書きました。IRっていうのは企業が投資家に対してこういう方向を向いていて今後どうして行くということを網羅してるのでだいぶ役立ちます。[(企業名) IR]でググれば上場企業なら必ず出てくると思います。

と言っても、数字だけ書いてあるのを見て判断するのは難しいと思うので、自分はアニュアルレポート・決算説明会資料に絞って見ていました。その企業によって強みが違うのでITでいうと、例えばNTTデータは他の企業より官公庁との繋がりが強いとか、 SCSKは住友商事が50%以上株式を保有しているので他のM&Aを繰り返して肥大化している企業よりも繋がりが強くグローバル展開できるとか色々な企業のIRを読むと見えてくるものがあります。

まあどこの企業も400文字以内で答えさせると思うのでそれを匂わすような内容書いておくのがいいと思います(官公庁が〜、グローバルが〜)。また自分がやりたいことをIRに書いてある企業のビジョンと一致させることも大事だと思います。


・自己PR

自分はこんなところが強みですっていうことを簡潔に伝えることが大切です。「論理的・人情深い・リーダーシップがある」とか性格・特性が色々ある中の一つをピックアップして、その事例を細かに書き、仕事の内容に繋げられるとなおよし。(相手に実際に働いている姿を想像させることができるため)

自分の場合だと「論理的に考えられる」⇨「物事を要素に分解して考えられる」⇨「アルバイトにも活かされてる」⇨「SEでもプロジェクト策定の時役立つ」って感じで書いてました。これも400文字以内なので上の流れで書けると思います。事例を他にも2つくらい考えておくと面接の時『他にどのような場面で活かされましたか?』など突っ込まれた時に答えられるのでオススメ


・学生時代に力を入れたこと

これが一番むずいと思うんですけどなんでもいいので捻り出すターンだと思います。アルバイト・教職・ボランティア等使えるものはなんでも使いましょう。

自分の場合だと「教職やってた」⇨「難しいから友達と協力して乗り切った」⇨「(社畜できる & チームワーク良く会社に行ってもやれるという暗示)」って感じで書いてました。SEはプロジェクトをチームでこなすので、チームでどういう役割か、他にチームでやり遂げたことはあるかなど自分の導きたい強みの方向とその事例という風に構成しました。

6. GD(グループディスカッション)のムーブ

これなんですけど自分クッソ苦手なのであまり書けません。最初のうちだとあんまり発言する人いないんで発言する・指揮をとるなどして何かしら印象は与えて場慣れしにいきましょう。指揮をとるのは他の人に振ってから意見を言う方向に持っていけるので意外と楽だったりする。


7. グループ面接の仕方

これはセンター試験の足切りみたいなものだと思ってください。人多すぎるから少しは切っておこうくらいの気持ちで行われているイメージです。とにかく話しすぎないこと(1つの問いに対して1分くらい)・他の人の話を聞く努力をする(回ってくるまで考えておいて、他の人と被っても◯さんと似ているんですけど、〜と前置きすると聞いてたアピールできる)ですかね。ここは面接官に対して焦らしプレイすれば勝てると思います。


8. 個人面接完全攻略

まず個人面接に臨む前にESの読み直しは絶対に行ってください。おそらくESや企業に提出した情報を基に面接をすると思います。そこで発言に乖離があると整合性が取れずに面接官に不信感を与えることになります。面接の半分はESと行っても過言ではありません。「志望理由・自己PR・学生時代に力を入れたこと」のこれだけは言わないとダメなことだけは覚えておきましょう。

そして、取り繕う派と素直に答える派で別れると思います。質問ですがあなたはコミュニケーション能力が高いと言われますか?ここではいと即答できなければ嘘八百並べて面接官を論破できる説得力はないと思うので素直に答えた方がいいと思います。

そして、面接でお祈りされることでスキルアップに繋がると思います。私の場合だと「やりたい事の具体性が薄かったな、面接官に言いたい内容が伝わってないな、自分の強みとか学チカで2つ目のケース考えてなかったな」とかお祈りされる原因があり、同じ失敗を別の会社でしないようにして対策をしていきました。

あと、初歩の初歩ですがちゃんと質問に対する回答になっていることが大事だと思います。面接は緊張するので質問の意図を正確に汲み取れないケースがあります。変な回答するよりは質問聞き直した方がマシだと思うので「(質問の内容)〜ということですか?」と聞いちゃいましょう。

そして面接の時に「えーっと」はめちゃくちゃ印象悪いので控えましょう。思考タイムは「はい!私は〜」の1秒ちょっとに収めるしかないのでここら辺は慣れですね。また、面接では基本ネガティブな発言は控えましょう。「Aが悪かった」ではなく「Bの方が魅力的だと思った」など言い回しを変える努力はしましょう。

最後に逆質問ですが自分はIRをベースに質問をしてました。人事だと中期経営計画などの話は詳しいと思うので「自分は〜と言うことをしたいんですけど、企業は今後中期経営計画どのような方向に経営の舵を取ってるんですか?(中期経営計画が出されたのが昔の場合)」とか「地銀を主な取引相手にしてますが、地銀の半分が赤字と言われている中、財政的に大丈夫なんですか?」とかを聞いてました。どうしても思いつかなかったら「働いていて一番やりがいを感じたことはなんですか?」とか当たり障りのないことを質問してください。言わないよりマシです。


最後に

面接の初期は緊張して伝えたいことが何も伝わらないってことがあると思います。自分は最初の面接は酷いものでした。面接は慣れゲーというか死に覚えゲーなので数やって悪かったなと思う点を洗い出して次の面接に活かすというローテーションをぶん回してください。希望度が高いところは慣れてから受けるのをオススメします。

せっかく100円のお布施を設定してるので下の有料部分に自分が書いたESの例を添付しておくので見たい人はどうぞ。

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