見出し画像

ボクらは簡単に怠けられる

 みなさんチームワークしてますか??
No.3代行を事業としてやっているthree.Tのウエツです。
先日から、ちょっと体調を崩しておりました。
久々にやられました。
起業してからは、大きく体調を崩すことはほとんどなかったのですが、ここにきて思いっきりくらいました。

そう、例のアレです。

まさかとは思いましたが、昼前くらいに急に喉がいがらっぽくなり、その日はそれ以外大きな変化もなかったのですが、翌日目が覚めるとなんだか節々が痛い。
いやいや、そりゃないでしょ。
ただ少し疲れているだけでしょ。
と思いながらも、危機管理能力に長けている妻から抗原検査キットを渡されやってみると…
なんとまあ、くっきり出ていました。
その日のうちに、歩いて2分ほどの内科へ行き(すごい所にありますよね)検査してもらったところ、
はい陽性ですので今日から隔離です。
とのことでした。
色々と予定を変更することになってしまいました。
ただ、幸いなことに、ここ1週間ほど、家族以外ボクの周りの方とはお会いしていなかったので、濃厚接触者などのお話は出ませんでした。

そんなに大きく体調も崩れていないし、この機会にガンガン仕事しちゃいましょー!!
って思っていたのですが、だんだんと彼らがボクの身体を蝕んでいき…
高熱は出なかったもののダルさがすごく、寝込むことも多かったです。
正直、無症状の方もいるくらいなので、人によっては大騒ぎするほどのものでもありませんが、罹らないなら罹らない方がいいです。
やっぱり健康って大切。
そう実感させられました。

 さて、そんな体調不良に陥ってしまったので、新しいことを考えることもできずボーッとする時間も多かったため、どうせならここで、思いっきり怠けてみようと思い、ちょっと試してみました。
そこで感じたことをお話します。

怠けだしたら止まらない

とてもダルい。
ダルくて仕方ない。
仕方ないから怠ける。
そんな体調不良を理由にして思いっきり怠けてみた。

ボクだって、たまにはSNSを見たり、マンガを読んだり、映画を観たりすることはある。(ゲームはやらない)
ビジネス系じゃないYouTubeを見ることだってしばしば。
ただ、すぐに思い返して
ちがうちがう、やらないと
と立ち止まることができる。
それは、意識が高いからとか、モチベーションが高いから、とか言うことではない。
それが習慣化しているから。
仕事をすること
発信をすること
創出をすること
そんなことを日々やり続けているとそれが当たり前になってくる。
そして、自分が怠けている時間に他のデキる人たちはどんどん成長しているんだ、と思うとエフィカシーを思い出す。
そうか、できるかできないかじゃなく、「ボクはやる」んだった。
(エフィカシーについては過去記事からどうぞ)

そんなボクだけど、今回ばかりは怠けてみた。
怠け方はいつもスキマ時間にやっている息抜きを、思いっきりやってみればいい。
ということで、まずはSNSから。
いつもほとんど見ることのない、Instagramのリールだったり、FacebookのWatchだったり。

いや、アイツらの破壊力はすごい。
ずっと見てられる。
なんとまあ、上手く作ってあること。
しかも、プロが作ったものだけじゃなくて、一般の人たちが作った面白いものも無限に出てくる。
それはTikTokなんかは若者に人気があるわけだ。
格好のヒマつぶしだ。

 そういえば、”ヒマつぶし”ということばをここ何年も使っていない。
というか、使うことがなくなった。
ヒマをつぶす必要がなくなったんだろう。
むしろ、”ヒマつぶし”はもったいなくないだろうか。
確かにボクも、20代くらいまではヒマつぶしをしていたように思う。
ただ、今考えると、これほどもったいないことはない。
つぶしたい”ヒマ”なんてない。
時間が5分でも10分でもあれば、なにかしたい。

けれど、その”ヒマつぶし”の破壊力たるや絶大で、気づけば2時間はゆうに経っていただろう。
とどまることのない動画と画像が自然と溢れ出てきて、しかもジブンナイズされている。
ボクに興味のあることしか出てこないのだから、そりゃあ垂涎ものだ。

なぜ怠けるのか

 ゲームなんかがそうだと思うけれど、これは一種の現実逃避だろう。
簡単に刺激をくれて、簡単に喜怒哀楽の感情を満たしてくれる。

少し前に、経営者の方とこんな話をしていた。

ボクがカフェで仕事をしているとき、あるサラリーマンの方(おそらくセールスマン)が横に座ってスマホでゲームを始めた。
昼休みか、と思っていたのだけれど、その方は1時間経っても、2時間経っても席を立とうとしない。
ようやく夕方前くらいになり帰って行った。
ボクも営業をやっていて、息抜きをしたいこともあった。
だから気持ちはわかるのだけれど、良いとか悪いとかいう話ではなくて、ずっとゲームをやるという思考がよくわからないんですよね。

すると経営者の方はこういう話をされた。

ゴミをポイ捨てする人っているじゃないですか。
あれって、どういう思考なんだと思います?
それもさっきの話と同様に、良いとか悪いとかいう話は置いておいて、ゴミをポイ捨てしたら、当たり前のように街が汚くなる。
少し持っていればゴミ箱はどこかにあるのだから、そこで捨てれば良い。
なのに、なぜそこにポイ捨てをするのか。
その思考がわからない。

話の内容は少し違うのだけれど、結論は同じ。
その行動をする人の思考がわからない、だ。

ただ、前述のサラリーマンならば、
もしかしたら、やっと大きな契約を取れたのかもしれない。
もしかしたら、休みなしで働いてようやく休みが取れたのかもしれない。
ポイ捨てマンならば、
気づかずに落としたのかもしれない。
家には持って帰れない特別な理由があったのかもしれない。
という仮説を考えた上でのお話。
もしこの仮説以外の思考ならば、それを知ってみたい、と思う。
その人になりたいとは思わないが、思考は覗いてみたい。

 今回、思いっきり怠けることで、少しだけ覗けた気がした。
思考というより、連鎖だ。
怠けの連鎖、習慣化だろう。
きっとそこに思考はあまりない。
これほどまでに短時間で喜怒哀楽を与えてくれるものから逃れるのは至難の業かもしれない。
逆に、これを世界中に仕掛けてビジネスにしているのだから、”ヒマつぶし”のプラットフォームビジネスは恐ろしい。
世界中を「なんとなく喜怒哀楽を得ている人たち」で溢れかえしたいのだろうか。
なにかこう、間違っているとか間違っていないとかではなく、ジブンで考えて動く人たちがたくさんいた方が、楽しい世界になるような気がするのはボクだけではないはず。

やはり習慣化は強い

 怠けの連鎖だけを見ると、習慣化はちょっと恐ろしい。
けれども逆に、活動的や成長といった側面からも習慣化は使えるので、味方にすれば強い。

 ボクは昔から、どうにかしてジブンが成長できる活動を「意識」から「無意識」へ変えようとしてきた。
いわゆる習慣化。
それはジブンのやってきたスポーツで学んだやり方。
その最たる例が、トレーニングであり、学ぶこと、だった。
勉強は好きではないけれど、自分が興味のあることを調べることや知ることは好きだった。
それは今、ビジネスにも活かされていて、初めてのことでも「これは面白そうだ」と思ったら自発的に情報を取りにいくことができる。
だからこそ、ヒマがあれば、何かを検索したり、ちょっと試してみたり、本を読んだり、人の話を聞いたりする。
トレーニングもそう。
少し時間を見つけたら、走ってみる、ジムに行ってみる、その場で運動してみる。

 今回怠けてわかったのは、この魅力的な「怠ける」という瞬発的な行動にもボクの習慣化は克つことだできた、ということ。
実は、体調が快復に向かい出した途端に、仕事をはじめた。
隔離中だからジムにはいけないが、六畳一間で筋トレをはじめた。
すると、自然とジブンから動いているためか、気持ちも前向きになった。
不思議なことに、体調が悪いときって後ろ向きになるんですね。
そして、めちゃくちゃ他責になる笑
こんな感覚しばらく忘れていました。

これらは全部ボクの習慣なんだろう。
ということは、ジブンを成長させる習慣をつくるために環境を変えればヒトは変われる。

まだまだできることはある。

いやー、それにしても、イヌやネコの動画は可愛くていくらでも見てられますね。
次、怠けるときは、ありきたりな”カゼ”がいいな笑


GOING MY WAY.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?