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長縄跳び事件(8の字跳び編)

息子はこの事件の前から、8の字跳びが苦手でした。
というよりも、まったく理解できていなかったのです。
ある日のこと、学校から帰ってきた息子が「8の字跳びがわからない(>_<)」と、悲しそうな顔で言いました。
私は「あれは経験だよ〜。タイミングさえ掴めたらすぐにできるようになるから大丈夫!最初から、簡単にできる子のほうが少ないはずだよ。」と返しました。すると息子が、「ほとんどの子が飛べてるよ。」と。

おーーーーーーーっ!
「みんな優秀なんだね。スゴイなぁ!」と思いながらも、息子に動画を見せてたり、口で説明してみたりしたのですが、「だから8の字が分からない!!」と。息子の話をさらによく聞いた上で、私は8の字跳びについて、紙に書いて説明しました。こっちから入って〜、こうなって〜という感じで。結果、なんとなくは分かったという感じでしたが、腑には落ちていないようでした。なので、ここは学校の先生にお任せしよう!と思った私は、「先生に素直に8の字跳びの意味が分からないことを伝えて、教えてください。って言ってみたら?」と息子に言いました。

すると、もうすでに8の字跳びが始まる前に説明はあったとのことでした。担任の先生ではない他の先生が説明してくれたらしいのですが、よく分からなかったそうです。「ならば担任の先生に、それを伝えて教えてもらえば?」
8の字跳びが苦手な子は、今までたくさんいたと思うし、「教えてください。」って教えない教師なんていないはずだから。と息子にアドバイスをしました。

ということで次の体育の時間に、もう1度、みんなに向けて最初の先生とは別の先生が、ホワイトボードに書いて説明してくれたそうです。次の先生の説明は分かりやすかったようで、息子は理解できたようです^^
まぁ、ルールが理解できたところで、実践できたかと言えば、それはまた別の話になりますが・・・(笑)

ちなみに私は息子とは真逆で、とても縄跳びが得意なお子さんだったので、ここでまた息子に次の悩みができたことを考えてもみませんでした。
どうやら、8の字跳びは流れに乗らないといけないので、自分が失敗するとみんなの流れが止まってしまう。っていうことと、みんなが跳べてるのに自分だけが跳べないという劣等感に打ちひしがれているようでした。
そこで私は「公園へ行って家族で練習してみようか^ ^」と息子に提案してみました。
返答は「イヤ、したくない!!」でした。

「だろうな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」←私の心の声。
でもまぁ、縄跳び跳べなくても大人になって困ることはないからね。
ここで息子に無理強いしたところで、彼は絶対にやらないことは分かっているので、私は常にそういうスタンスで彼に向き合ってきました。
その代わり、得意なことを伸ばしていこう♪です。

もちろん、苦手なことを努力して克服するというのは、子供の自信にもつながると思うし、「あきらなめない心」って大事だと思うんだけど、彼にとって「無理強い」ほど、無意味なことはなかったので。

次回、長縄跳び事件の続きを書こうと思います。






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