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小話:キッズ用の携帯を契約した話。

小3の長男に子供用の携帯電話を契約することにした。

低学年からキッズ携帯なるものを持つ子が最近は増えているようだが、今までは平日は習い事をしておらず、週末は親が習い事の送迎をしていたので特に必要なかった。

しかし、9月から通塾を考えているし、本人の希望で、8月から近所のスポーツクラブでテニスを習うことにした。
テニスは平日夕方のクラスであるため、一人で歩いて通うことになる。
まぁ徒歩5分程度のところにあるスポーツクラブであるので、それほど心配はしていないのだが、連絡を取る手段があるというのは一つの安心材料であるので、契約することにした。

我が家は夫が格安sim利用、私はソフトバンク利用である。
今の時代、小学生からスマートフォンを持つのもさほど珍しいことではないと聞くし、夫は最初からスマホでもいいのではないかと言っていた。

これには色々と悩んでリサーチをした。
大きく分類すると費用の問題と使い方(使わせ方)の問題に分けて考えた。

費用の問題。
まず、ソフトバンクの場合、子供向け携帯電話であるキッズフォンの端末代金は約18,000円。
毎月の利用料は500円ほど。
格安simを利用する場合に購入するスマホ端末代金は安いところで2万円代後半〜3万円台。
小3が雑に扱って画面が割れたり、落として使い物にならなくなるというのは十分に考えられ、これに修理代金が1回1万円ほどかかると見た。
格安simの毎月の料金はピンキリではあるものの、だいたい2,000円程度ではないだろうか。

次に、使い方(使わせ方)の問題。
長男に携帯電話をもたせようと思ったそもそもの理由は、どこにいても連絡が取れるようにしたい、ということだった。
連絡さえ取れれば、手段がLINEであっても、SMSであってもどちらでも良い。
最低限、音声通話ができればよいと思っている。

スマホであれば、他にYoutubeを見たり、ゲームをしたりができてしまう。
我が家は小学校入学直前にゲームを解禁したのだが、これには親子共々かなり振り回された経験がある。
今でもゲームは大好きで、宿題や勉強が終わればゲームをするのだが、はじめの頃はゲーム時間と勉強時間のコントロールが非常に難しかった。
もちろん、やるべきことが終わらないとゲームはできない、一日決まった時間だけとルールを設けているが、はじめの頃はなかなかルールを守れなかったのだ。

スマホを今与えれば、今後1,2年は同じことが起こるような気がする。
スマホの場合はLINE等、お友達との関係も入ってくるので、複雑な問題になりそうだ。
こちらも辟易するし、本人も叱られてばかりでやる気をなくすのではないか。

というわけで、携帯電話に関しては、中学生になるタイミングまでスマホを与えたくない、というのが私の主張である。
おそらく今後数年も経たないうちに、小学生の携帯電話事情もかなり変わってくるだろうが、とりあえず、今はこのスタンスでいる。

本人の意向はというと、スマホでなくていい、ということだった。
壊して怒られるのが嫌なのだそう。

注文していたキッズフォンが届いたが、本人は大喜びでいる。
無駄にアラームを設定して、何を計算しているのか、内蔵の電卓機能で遊んでいる(笑)

GPSの見守り機能等、キッズフォンはあまり良い口コミを目にしたことがないが、まぁ、いざというときに連絡が取れるので、これでしばらくは十分だと思っている。

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