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楽屋で、幕の内。

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福岡のライター4人が楽屋でワイワイ話すように好きなことを自由におしゃべりします。いろんなおかずが入った幕の内弁当のようになるかな。
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#福岡のライター

6月某日 インタビュー記事

 梅雨の晴れ間が続く。北向きにある仕事部屋は冬は寒くて仕方ないけれど、この季節の午前中は…

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6月某日 週休3日にしたい

 働くのは月曜から木曜まで。週休3日にシフトしようとしてるのだけどなかなか実行できない。…

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6月某日 久々にハマったかも。大豆田とわ子

 現在放送中のテレビドラマ『大豆田とわ子と三人の夫』の7話を観た。そもそも1話から見られ…

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5月某日 なんとかなるんじゃないか

お叱りを受けるかも知れない話。1ヶ月ほど前に子どもが捻挫をした。学校の先生から近所のおじ…

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5月某日

映画『ファーザー』を観にいった。認知症になった父親の話で、取り巻く娘や夫など身の回りのこ…

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5月某日

志賀島にて取材。空を雲が覆っていてなかなか完全には晴れない。海は空を鏡のように写すので、…

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楽屋で、幕の内。|聞き書き損ねたじいちゃんの話 May.5

この前の年始の話である。父に会ったら確認しようと思っていたことがあった。父の父、つまり私の祖父は戦時中、南の島へ行っていたと聞いたが具体的にどの島だったのか。第二次大戦の本や資料に触れる機会は何度もあったのに、身近に体験者がいる事実を私は受け止められないまま大人になった。子どもの頃は恐ろしくて戦争に目を向けられなかったのである。しかし林芙美子の『浮雲』や寺尾紗穂さんの『南洋と私』を繰り返し読むうち、私も向き合わなくてはと思うようになってきたということもある。 そして親戚一同

楽屋で、幕の内。|書くは身を助く Jan.23

 わが子がいる人生になっていちばん驚いたのは、世のお母さん方のパワフルさとスマートさだっ…

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楽屋で、幕の内。|2020年の脳天ガツン本Dec.29

 『ハイパーハードボイルドグルメリポート』(上出遼平著、朝日新聞出版)は、2020年に読ん…

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楽屋で、幕の内。| サンタさんは願い事の詳細を希望しています Dec.11

「ねぇねぇ、何歳までサンタクロースを信じてた?」 12月になると、一度は耳にする会話。最近…

楽屋で、幕の内。|iPadは母の友達Oct.30

「iPadが欲しい」 古希を過ぎた母が言った。「誕生日、何が欲しい?」という問いかけに対す…

楽屋で、幕の内。|アイリス Oct.16

「何してるの。」 草一本もない、砂漠のような広場に雨が降り続いている。そんな場所にアンバ…

楽屋で、幕の内。|潜在意識に埋め込まれた負の言葉 Sep.21

素敵な言葉に出合う回数が増えれば、マイナスな言葉に触れる機会も増える。一番怖いのは、潜在…

楽屋で、幕の内。|共感できない福岡ネタ Aug.21

ラーメンは細麺バリカタ、醤油は甘め、ホルモン大好き、明太子は常備品、雑煮はカツオ菜&ブリで決まり。そしてうどんは、“福岡がうどん発祥の地”と大々的にうたわれるようになる前から私のソウルヌードル。それも、「牧のうどん」(通称:マッキー)の一択だった。“追加のやかんスープ”“増え続けるヤワ麺”が、うどんの常識だった学生時代の私は、都会で食べたうどん麺の固さ(後にそれはコシであると知った)、スープの追加ができない、卓上に山盛りのネギがないことにショックを受けた。 以上は、福岡の飲