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BTS萌え語り:彼が「小さな世界」にいる時【ジョングク】


フリーダムなマンネ

自由さのレパートリー

BTS沼にハマった頃、自分にとっての不思議枠はグクでした。いやー、それまで見たことのない自由さだったものでw

BTSの不思議枠といえば、「四次元」「五歳児」と言われるテテ。
これはもう鉄板の共通認識なのですが、まだそこまで多くの発言を見ていない段階の自分にとっては、グクの自由さが一番衝撃的でした。

「おなかすいた」
「たいくつ」
「ねむい」
などの感情が、脳を通過せずそのまま顔や行動に出てしまうグク。

「BTS入門編:新規、バンタンに驚かされる」より

自由と言っても色々ありますが、「踊る」「歌いだす」「ヒョンにちょっかいをかける」みたいなのから、「一人遊びを始める」「異世界を見つめる」まで、レパートリーが広い。
しかもそれを場にいる全員が許容(またはスルー)しているので、慣れない新規は一人でドキドキしていたものです。日常なんですね……!

今ではそんな光景にもすっかり馴染み、好物にすらなりました。中でも好きなのが、自分の世界に入っているグク
今回はそれを語りたいと思います。

ちなみにこれ、一回Xで書いたネタなんですけど、語り足りなかったのでこちらでリベンジです。んー、やっぱり長文ネタはnoteかなあ。

「小さな世界」にいるグク

異次元を見つめる瞳

大抵の場合、グクは一人遊びしていても周りには反応してるんですが、たまに完全に自分の世界に入ってしまい、異次元を見ていることがありますよね。
焦点の合わないウルウルした瞳でフリーズしている姿は、まるで人形のようで、川原由美子先生の「観用少女(プランツ・ドール)」を思い出します。

化粧前に座り、真顔で異次元を見つめるグク。ドールみがすごい。

ちなみに「観用少女(プランツ・ドール)」は、ミルクと砂糖菓子と愛情で育てる美少女ドール(動きます)を巡る物語。名作です!

稀に他のメンバーもやってるんですが、頻度としてはグクが一番高いと思います。特に食べてる時とメイクされてる時が狙い目。

微妙に焦点が合ってない瞳が、異世界見えてる風でネコっぽい。
ソウルコン後、笑顔のままフリーズしていたグク。テテの頭ポンで現世にリターン。

私は「素が出てる真顔」が好きなので、ダンスチェックに夢中で他を忘れている時のホビ同様、異次元を見ているグクも愛でていました。
BTS活動だと進行をヒョン達に委ねていることも多いので、暇なのかなと受け止めてたんですが、ソロ活動に参加したスタッフのインタビューを読んだらここでも同じことをしていましたw

ハンガリー人スタッフが見たグク

そのインタビューは、『Standing Next To You』のMVで使用された黒い羽根を作ったハンガリーの方のものでした。

中二病心をくすぐる黒の大翼

引用は以下のツイートから。
(原文はFaceBookのようですが、今は閲覧できませんでした)

記事の中で、グクが彼の世界に入り込んでいる姿が語られています。
ああ、目に浮かぶわ……!

ジョングクは本当に辛抱強かったです。プロセス全体を通して、彼は実際「自分の小さな世界(his own little world)」にいて、ずっと自分に向かって歌っていました。
私たちがスーツの下に手を入れて彼の服装を整えたことに恥ずかしがることはなく、彼はこの種のことに慣れているようで、従順に衣装係やプロップ係が彼の世話をするのを許していました。
(中略)
2度の撮影の間、彼は自分の小さな世界にいて、ずっと歌っています。

和訳はAI検索「Perplexity

これを読んで、なるほど!と思いました。
と同時に、自分のツボに新たな矢がぶっ刺さるのを感じたのです。え。

「自分を共有される」感覚

楽屋や舞台裏での動画でもそうですが、バンタンはずっとスタッフに囲まれてますよね。
メイクさんや衣装さんに作業されながら一緒に喋ったり、時にはそれがないもののように仲間同士で遊んだりしている姿を、よく見ます。

いつもの距離感バグとは別の問題で、職業柄自分の体を他人に触られることが日常なのだろうと思います。
自身の体であっても自分だけのものでない、という感覚がどういうものなのか、私には想像がつきませんが、幼い頃からアイドル業をやってきたグクには、「自分を共有される」感覚が人生の一部になっているのではないでしょうか。

この流れで声高に言うのは憚られますが、この「不自由感」はかなりツボです。ああ、グクは毎回私の変な扉を開けていくな……!

寄ってたかってクォリティを上げていく舞台裏。世界一羨ましい流れ作業。

若干余談ですが、私は子育てをしていて、子供(幼児)がいつ誰に頭を撫でられても驚かないことに驚きました。
大人は予想外のタイミングでいきなり触れられたらビクッとすると思うのですが、子供は全く気にする様子がありませんでした。まだ世界との境界線がないのかなと感心したものです。
バンタンがスタッフの手を無抵抗に受け入れる姿に、幼かった子供の姿をふと思い出しました。

でも未成熟な幼児時代とは違い、人は成長すればプライバシーを必要とするようになります。
職業上、人を遠ざけられないバンタンは、普通他人との間で物理的に取る距離を別の方法で取っており、グクの場合はそれが歌や内面の世界に入ることなのではないかという印象を受けました。

彼だけの楽園paradise

アイドルとして育ち、世界的グローバルスターになったグク。
軍隊にいても一般人にはなりえず、皆が彼に注目しています。正直、兵役中にも関わらず、メンバーに関する様々な証言が出てくることには驚きました。
いや聞けるのは嬉しくもあるけど、皆話しすぎじゃなかろうか。軍規とかないんか……( ;∀;)

常に人に囲まれた仕事環境や、個人情報さえすぐ流出するプライバシーのない日常。
しかしそういった状況下でも、彼は自分だけの空間を確保する方法を編み出し、自身の安定を維持しているように見えます。

それが「小さな世界」。誰にも干渉されない、彼だけの楽園paradise
実際のところはわかりませんが、「his own little world」は外界からグクを遮断し守ってくれるシールドなのかもしれません。
そうして自身を守れる強さがあるからこそ、メンバーのいないソロ活動を含め、色んなことを乗り越えていけたのではないかとも感じています。

(ちなみに私の中ではグクのタトゥーも、「他人に絶対奪取されない彼の世界」という意味では、結構近い位置にあります)

まとめ

わりと自由自在に自分の世界に入っていた印象のあるジョングク。軍隊ではどうしてるんでしょうね……。
うっかり癖で歌いだしたりフリーズしたりしていませんように。頑張れグク!

それにしても顔がいい。

関連リンク

こちらの記事に和訳があります。英文ツイートと比較すると最後の方が少しないですが、画像と一緒で読みやすいです!

コーヒー一杯奢ってください( *´艸`)