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自分の人生の決定権を他人に譲ってはいけない

他人の意見を優先していきていると、自分で決められなくなる

私たちは今まで長い時間をかけて、他人軸になる生き方をしてきました。

他人軸とは「人はどう思うのか」「人はどう考えるのか」を基準にする生き方です。

大人の言う事は正しいと、自分がやりたいと思った事、自分のやり方でやりたいと思った事が出来なかった人は多いと思います。

私も子供時代に「あなたが失敗しないように言っているの」とか、「大人の方が長く生きて、たくさん経験を積んでいるからよく分かっている」と言われました。

しかし、私は子供ながらに「それはその人が経験したことであって、やってみないと分からない」と思っていました。

最後には「この子は失敗してみないと分からないのね、損な子ね」と言われてしまいました。

子供は人は失敗しても自分は上手く行くを信じています。

しかし、長い年月をかけて、私たちは「人の目」を気にする生き方になってしまう教育を受けてきました。

その結果、
✓ A大学に行きたいのにB大学の方が偏差値が高く就職に有利と言われ、A大学を諦めてしまった。
✓ 就職で自分はA社に行きたいのに、興味のないB社を親や先生に勧められてB社に就職をした。
✓ 英語を習いに行こうと考えていたら、もうその歳では覚えられないと言われて諦めた。
✓ ジムに通って体を鍛えようとしたら、家族に「そんなものは家でもできる」と言われ結局続かない。

など、「人の意見を優先」という選択をしてしまいます。

まだまだ例を上げればキリがありませんが、あなたは人の意見で自分の夢や大事な事をあきらめた事はありませんか?

他人軸で生きると自分の本心が分からなくなる


自分が今歩んでいる道が間違っている時に、「がんばれば、がんばるほど嫌なことが起こる」というサインが現れることがあります。

私はそのサインに気付かず、転職先でも同じことが続き「これは、何かがおかしい」とやっと気付き、方向を修正したことで人生が順調になったという経験があります。

そう言う時、自分では答えが分からなくて「職場の人間関係がつらい、辞めた方がいいですか?」と、誰かに判断してもらいたくなります。

しかし、人生の決定権は他人にゆだねてはいけないのです。

自分軸に戻ると迷わなくなる

「職場の人間関係がつらい、辞めた方がいいですか?」と人に判断してもらいたくなった時、「他人の都合はすべて度外視して、自分の本心はどうしたいと思うのか?」と自問し、浮かんできた思いが答えです。

すでに、心の中で「答えは出ている」のですが、他人軸で生きていると自信がなく「人の意見が正しい」「誰かに決めてもらいたい」と思ってしまいます。

人の意見はただの情報です。

自分をハードウェアとすると自分軸のソフトウェアを使って、情報を入れて答えを出すというイメージです。

すると、自分の中から出た答えなので、例え上手く行かなかったとしても納得できる体験になります。

そして、その体験を活かすことができます。

このように考えていくと、人生の迷いはかなりなくなるはずです。

まとめ

私たちは子供のころから、学校の先生や親から「世間で言われている事」や「固定観念」で、どんな時も大人の意見を優先する生き方を学んできました。

しかし、それでは素直でいい子ほど、自分で決められない大人になってしまう傾向があります。

私も例外なく、そういう環境で育ちました。
人の意見を優先して生きていると、自分の本当の心が分からなくなります。
「自分を見失う」とはこういうことなんだと思います。
「あなたはどうしたいの?」と聞かれても、人が喜ぶ回答を頭の中で組み立ててしまうのです。

「自分はどう思い、どう感じているのか」という自分軸を常に意識して、自分を優先することで本心が取り戻せます。

先ほどお伝えしたように、自問しても最初は「人が喜ぶ回答」を頭の中で組み立ててしまいます。

最初は「Yes」「No」で答えられるような自問するといいです。

例えば「今の職場辞めるべき?」と胸に手を当てて聞いてみると「辞めると楽」「嫌なこともあるけど、けっこう楽しい」という感情が湧いてくると思います。

これで「Yes」「No」に分かれますね。

これからの時代、自分軸で生きる生き方の方が、だんぜん楽になります。

ぜひ、人生を楽に幸せにするために、少しでもお役に立てれば幸いです。


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