自分軸で生きている人、すっごく身近にいました!
スピリチュアル界ではこれからの時代、物事が上手くいったり、生きやすくなる人は「自分軸」で生きる人と言います。
自分軸とは、世間体や人の価値観に左右されず、自分で考え自分の本心に従って行動できる人の事をいいます。
良い事も悪い事も、全部自分に責任があるという生き方です。
自分軸で生きている、ウチの義母のことをお話します。
義母は裏表がない人で、いつも自分の心に正直で、同じ年代の人の中ではカリスマ的存在です。
周りの友人からも、自分軸で生きる義母は魅力的なのだと思います。
私は義母とは対照的で、他人軸で生きてきました。
他人軸とは、世間体や誰かの考えを優先して生きることです。
最初は公衆の面前で、大きな声ではっきり物を言う義母が苦手でした。
お店に対してもサービスが行き届いていれば褒めますが、悪ければクレームを入れます。
たまたま、周りにいる一般人に対してもマナーが悪ければ注意します。
ひと昔前なら称賛されることですが、このご時世とても心配です。
私が運転手として病院へ付き添うとき、義母を先に降ろして車を駐車場に入れます。
私が病院の中へ入ると「毎子さーん!!ここ席、取っておいたわよ~!」と、周りの視線は一斉に私に注がれ恥ずかしい思いをすることもあります。(笑)
しかし、私が自分軸になろうと変わったとき、今までの義母の行動が理解できるようになりました。
それは「周りは関係ない」ということです。
確かに、周りの視線を浴びるのは多少恥ずかしいのですが、席は他にもたくさん空いていて迷惑行為ではないので、「ま、いっか」と気にしないようにしています。
また、人に用事を頼むことがとても多いところもあります。
人に頼んだ方が楽なことはどんどん頼み、自分の時間を有効に使います。
私は他人軸であったため、用事を頼まれたとき、自分の用事を後回しにしたり友達と約束があっても、いつも義母を優先することになりストレスに感じていました。
それを断ることは悪いことのように思っていたからです。
「無理をしてでも引き受けなければならない」という、私に謎の思い込みがあることを気付かせてくれました。
義母を見ていると、自分がやりたくないことやできない事は、はっきり断ります。
当時の私は「人には頼み事ばかりするのに、自分が頼まれたことは断るなんてひどい!」と思ったこともあります。
しかし、間違った考え方は私の方であって、「断っていい」と言う事を教わっていたのです。
実際、断ってみると、「分かった」と快く受け入れてくれました。
「な~んだ。最初からそうすれば良かったんだ」と思うと、体の力が抜けました。
頼みごとをされても、引き受けるか断るかは自由なのです。
私はもともと、周りの視線や周りの人がどう思うのかを過剰に気にするところがありました。
最初は嫌だった義母の行動から、私が自分軸に変わることで、自分の本心に従って行動し、あとは周りがどう受け取るかは相手の領域であるという事を学びました。
現在、80代半ばを迎えており、今も自分軸でパワフルな毎日を過ごしています。
これからも、自分軸の師匠としてお元気でいてくださいね!
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