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週報137(2021.2.8〜2.14)

週報の時間です。

このところ大分あたたかいと感じる日が多くなってきました。毎年、この冬から春への移り変わりの時期に言い知れぬ感銘を受けます。長らく寒い思いをして来たからこそ、ある時ふっとぬくい風が吹くとそれを敏感に感じとれるわけですね。

ところでこういう時季の形容に小春日和というのは当たらないそうですが(小春日和は初冬の温かい日)それならどう言えばいいのでしょうか。もちろん三寒四温といってもよいのですが、惜しむらくは春の一文字が入っていないところか…。春と名のつくだけで唱え手の気持ちも変わりますからね。

ところで今朝サイクリングをしていたら新しいパン屋さんの開店初日らしく、長蛇の列が出来ていました。ざっと50人ほどが並んでいたので、経営者の腕がいいのでしょう。その手腕に感心する一方、私はその開店情報にリーチできていませんでした。駅前すぐのお店なので、知る機会がなかったわけではないと思うのですが。

この話題を通して考えるのは、売る側と買う側、それぞれがいかに相互にアプローチするかということですが、買い手の立場に立った時、知りたい情報にリーチできるかは運の要素が強いと思います。私の場合、常に新しい音楽的な刺激を求めていますが、街中でそういう出会いのあったことはあまりありません。しかし自ら求める姿勢がある人とない人とでは、同じものを見ても違うものを得るでしょう。基本となる姿勢はやはり「どうして面白い音楽が耳に入ってこないのだろう」ではなく「どうすれば面白い音楽を耳にできるか」即ち自分にできることを実行するということだと考えます。

上掲の曲は私が最近リーチできた「求めていたもの」の一つです。マイケルブレッカーというテナー奏者はかねがね知っていましたが、このアルバムの存在は知りませんでした。非常に強烈な曲で、意を決してコピー(ソロの採譜)を始めました。とても難しいですが、大きな学びがありそうです。フュージョンやジャズに興味のある方には興味を持っていただける作品だと感じています。

○また来週…

さて、後1ヶ月後に迫った「円周率の日」。今年も例のアレを作るつもりですがまだ作業が始まってすらいません。しかし毎年のことなので問題はありません。

こうやって自分で自分を追い込むのです。人によってはこれを自己管理とかセルフマネジメントとかいったりするようです。言い方は違くてもやっていることは同じだと思います。というわけで、来月の今日をお楽しみに。

それではまた来週お目にかかります。

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