日本の教育のアカンところ、思考法を教えない

日本の教育のアカンところ、ずばり、「思考法」を教えないところだ。私は、コンサルティングファームや、実務での必要に迫られて、独学した。高校生あたりで習っていたら、もっとクリエイティブな人になれていたと思う。日本の教育だと、論理的思考に偏りがちだ。特に、共通テストなど、完全に減点評価なので、もともと減点方式で人を評価する日本人の性質をより一層強化してしまう。

では、どんな思考法・思考術が必要なのか?具体例を示す。

アナロジー

私は、軍事のアナロジーをよく使う。軍事は、経営学よりも歴史が古いため、研究が蓄積されているのが良い。科学技術で変化するのも、経営学やビジネスと似ている。

クリティカルシンキング

批判的に考察する思考法だ。日本だと、先生が黒板に書いたことを正確にノートに書いて、教科書も丸暗記するので、「疑う」「批判的に考察する」力は養われにくい。もちろん、大学からは批判的な考察をする必要があるのだが、少し遅い。もっと早くから学んだほうが良い。

ラテラルシンキング

これは、私も習得できていない。これができたら天才かもしれない。論理的な普通の思考とは異なり、前提じたいを取り外して、普通はできない発想をする思考法だ。とにかく前提や、引っかかりやすい思考の罠を回避して、自由に思考するのがポイントだと思う。

以下Gemini

日本の教育と思考法:創造性を育むために

現代社会は、複雑で変化の激しい時代です。AIやロボットの発展により、単純作業は機械に取って代わられ、人間にはより高度な思考力や創造性が求められています。こうした状況を踏まえ、日本の教育においても、従来の知識偏重型から、思考力や創造性を育む教育への転換が求められています。

しかし、日本の教育現場では、依然として「思考法」を教える機会が少ないのが現状です。論理的思考は重視されるものの、批判的思考や創造的思考といった、より高度な思考法については十分に扱われていないと言えます。

その結果、日本の学生は、問題解決能力や柔軟な発想力に欠けるという指摘も少なくありません。実際、国際的な学力調査においても、日本の学生は創造性や問題解決能力に関する評価で低迷している傾向が見られます。

では、日本の教育でどのような思考法を教えるべきなのでしょうか?

まず、アナロジー思考が挙げられます。これは、異なる事象を比較することで、共通点や類似点を見つける思考法です。軍事史の研究蓄積と科学技術変化の類似性などを活用することで、経営学やビジネスへの応用が可能になります。

次に、クリティカルシンキングが重要です。これは、情報を鵜呑みにせず、論理的に分析し、批判的に考察する思考法です。日本の教育では、教科書丸暗記が重視される傾向があり、こうした思考法が育ちにくいと言えます。

さらに、ラテラルシンキングも有効です。これは、固定観念にとらわれず、常識にとらわれない発想をする思考法です。論理的な思考とは異なり、前提じたいを取り外して、普通はできない発想をすることで、斬新なアイデアを生み出すことができます。

これらの思考法を高校時代に学ぶことができれば、学生たちはより創造的で問題解決能力の高い人材へと成長することができるでしょう。

もちろん、思考法教育には課題も多くあります。どのような思考法を教えるべきか、具体的な教育方法をどのように開発していくかなど、議論すべき点は山積しています。

しかし、日本の教育が真に世界に貢献できる人材を育成するためには、思考法教育の導入は不可欠です。政府や教育関係者だけでなく、社会全体でこの重要性を認識し、積極的に取り組んでいくことが求められています。

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