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多くの人が間違ってる『幸せ』という言葉の使い方

こんにちは!

いつも綺麗だなーと眺めていた川が、池だったことに最近気付いた安保(あんぼ)です。(#鯉がいるからもっと早く気付けよ)

思い込みって怖いですよね。

さて、

今回は幸せという言葉の使い方について、ぼくも含めて間違ってる人が多いなと思ったのでそれについて話してみます。

この間違いを教えてくれたのは、OWNDAYS代表 田中修治さんの著書「大きな嘘の木の下で」です。

田中さんは幸せを下記のように定義しています。

そもそも「幸せ」という言葉は「状態」を表すものではなく、瞬間、瞬間に感じる「感情」を表すものなのだ。

つまり、幸せという言葉は年収が1000万円、結婚しているなどの状態ではなく、友達と遊んでいる時、家族と食事をしてる時などの瞬間の感情を表すものという事です。

田中さん自身がその間違いに気付いた事は下記のように書かれています。

それこそ、僕は家族を「幸せにしよう」として頑張り続けてきた。経済的に不自由な暮らしをさせないことが、最も大事な家族の「幸せ」だろうと信じてきた。でも、その気持ちも受け取った側からすれば「おまえの幸せの基準を押し付けるな」ということだったのだ。広い家になんて住まなくて良いし、高級なレストランの食事よりも、家族が毎日揃って、お母さんの作った料理を、笑いながらみんなで突ける時間こそ、僕が一番欲しかったものだったのだ。

僕も結婚式に参加した時などに、「〇〇ちゃんを一生幸せにします!」とか良く聞きますが、これって使い方間違ってたんですね。

幸せというのは相手がどう感じるかなので、相手を幸せにするなんて出来ないんです。

じゃあ、どうすればいいのか?

田中さんは幸せではなく、豊かさを基準に考えると良いと言っています。

豊かさとは昨日まで自分になかったものが、今日、新しく増えた状態。

豊かになれば、それだけ幸せを感じる瞬間が多くなるという事です。

田中さんはOWNDAYSの社員に対して給料を上げるだけではなく、新しい知識を学んだり、海外旅行に行って新しい体験をしたり、新しい友達が出来たりなど、そういった豊かさを手に入れることが出来るような仕組みづくりに取り組んでいるそうです。

僕の話になりますが、最近姉からお父さんが重度の糖尿病になったと聞きました。

ですが、運動もしないで毎日ビールを飲んでいるそうです。

「ビール辞めて、散歩しなよ!」と言うのは簡単ですが、でもそれって、僕の幸せの基準ですよね。

お父さんが健康で少しでも長く生きてくれることが僕の幸せですが、それは僕の基準であって、お父さんからしたら好きなだけビールを飲めない人生なんて幸せではないのかもしれません。

やっぱりそう考えると、僕に出来ることはお父さんを豊かにしてあげることなのかなと思います。

Apple Watchをプレゼントして散歩が楽しくなるようにしたり、実家に帰省する回数を増やしてお父さんと一緒に出かけたりなど、お父さんが豊かになるような事を考えてみます。(#プレゼントは兄弟に相談しよ笑)

まとめになりますが、幸せというのは状態ではなく瞬間の感情です。相手がどう受け取るか次第なので、自分にはコントロールできません。

なので、僕も相手を豊かにしようと考えるようにしていきたいと思います。


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