将来について心配するのを辞めた理由。
こんにちは!
めちゃくちゃ久しぶりにnote書いてるクセに平然とnote更新してましたよ感を出そうと頑張っている安保です。
今回noteを書こうと思った理由ですが、将来についてよく心配してた僕が、あるきっかけで完全に心配しなくなったので、同じように悩んでる人に少しでも参考になったらいいなと思ったので書いてみます。
山口周さんの「ニュータイプの時代」という著書に、これからの時代は自由で、直感的で、わがままで、好奇心の強いニュータイプと言われる人材がさらに大きな価値を生み出し、評価され、本質的な意味での豊かな人生を送っていく事になるでしょうと書かれていました。
周さんによるとニュータイプとオールドタイプは下記の違いがあります。
ニュータイプ
・問題を探す
・構想する
・意味を与える
・遊びを盛り込む
・自らの道徳観に従う
・とりあえず試す
・与え、共有する
・学習能力に頼る
オールドタイプ
・正解を探す
・予測する
・KPIで管理する
・生産性を上げる
・ルールに従う
・一つの組織に留まる
・綿密に計画して実行
・奪い、独占
・経験に頼る
何故これらニュータイプの考え方、行動様式がこれからの時代活躍していく人材に必要かという点については是非山口さんの著書を読んで下さい。
今回はその中の一つニュータイプの構想するについてだけ話してみます。
オールドタイプの人は良く予測しようとしますが、今の変化が激しい時代ではかなり難しいです。
例えば2008年の金融危機ですが、2007年に出されたIMFやコンサルティング会社の予測では、続いていた景気拡大が今後も続いていくだろうと試算されていました。
金融危機の傾向があったにもかかわらず、多くの金融機関が大丈夫だろうと予測していました。
歴史上こんなことは何回も繰り返されていますが、オールドタイプの人は予測を元に自分の行動を決定しています。
予測とは予測しえないことが起こると大変だからするのですが、そもそも予測しえないことなので予測できません。笑
それに対して、ニュータイプの人は予測ではなく構想します。
現在は過去の人たちが予測したのではなく、過去の人たちの意思決定の積み重ねによって出来ています。
著書ではアラン・ケイというコンピューターサイエンス学者が1972年に発表した「ダイナブック」というコンセプトのイメージ図が紹介されています。
これは半世紀も前にタブレットの登場を予測していたのではなく、アラン・ケイがこういうものがあったら素晴らしいと構想したものです。
例えばスティーブ・ジョブズは音楽をポケットに入れて運べたら素晴らしいと構想したので、iPodが誕生しました。
つまり変化が激しい時代では予測する力ではなく、構想する力がより重要になってきます。
今回のコロナの件でもそうですが、誰もコロナが来ることは予測していなかったし、明日から突然仕事が無くなるなんて夢にも思わなかったと思います。
また、将来AIによって大替される職業は何か?なんて予測してもほとんど当たらないです。
だから
僕は予測不可能な自分の将来を心配することを辞めました。
そんな意味ないことより、自分がどんな世界を作りたいのか、どんな世界が素晴らしいのかを構想して実現に向けて取り組んで行きます。
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