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第三回文化祭のPOX

2023年初夏に行われた第三回文化祭。
時点で最高の賞品に加え、デッキに加えた初版のRackに黒枠憂鬱でテンション高めに参加。
しかし上がるテンションとは裏腹に、文化祭始まって早々入れ忘れたカードに気付く。募集期間中に懸念していた言葉の壁にもぶち当たる事になろうとはこの時思ってもいませんでした。

デッキリスト

"見辛っっっ!!!!"

見辛い為、以下リストです。
[土地]
17:《沼/Swamp》
1:《陰謀団のピット/Cabal Pit》
2:《黄塵地帯/Dust Bowl》
4:《ミシュラの工廠/Mishra's Factory》
[クリーチャー]
1:《冥界のスピリット/Nether Spirit》
[スペル]
3:《悪疫/Pox》
4:《強迫/Duress》
4:《葬送の魔除け/Funeral Charm》
4:《トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach》
3:《無垢の血/Innocent Blood》
3:《悪魔の布告/Diabolic Edict》
4:《底なしの奈落/Bottomless Pit》
3:《炭色のダイアモンド/Charcoal Diamond》
3:《呪われた巻物/Cursed Scroll》
4:《拷問台/The Rack》
[サイドボード]
2:《ストロームガルドの騎士/Knight of Stromgald》
2:《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》
2:《非業の死/Perish》
1:《偏頭痛/Megrim》
3:《憂鬱/Gloom》
2:《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
2:《トーモッドの墓所/Tormod's Crypt》
1:《無のロッド/Null Rod》

なんか足らねぇよなぁ…?

戦績

1-2 カナスレ(curry-pan)
2-0 Fires(B.C.druid)
0-2 補充(MASA)
1-2 BLITZ(廃C)
1-2 Plan.F(Chet)

1-4…!!!

…さあっ、それぞれ思い出して書いていきますか!

対カナスレ

1戦目はコントロールし切ったものの、2、3戦目にたい肥でご臨終…
「さっき強迫の時に無かったじゃん!」的なのは3マッチ目。
そしてこのマッチをしている最中、サイドボードを見ていて、ようやくある事に気付きました。
「あれ…?燻しが無い…!?」

"忘れんなよ!"

ミドルの黒で屈指の単体除去と名高い燻しを入れ忘れました。これは後のマッチまで引きずることになります。今マッチでは野生の雑種犬をピンポイントで殺す方法がありませんでした。
たい肥があることで中々手札を減らすことができず、置物ダメージは機能しない。肥える手札によりピットもカウンター。POXに於いて、たい肥は着地したらどうにもなりません。
対策として偏頭痛はありかもしれません。わかっていましたが冬の宝珠も結構どうにもならないなという感じでした。

Fires

海外勢との試合。
まず日程調整からミスりました。
「8番部屋で明日(tomorrow)の22:00(JPtime)からやりましょう、よろしく!」
と約束したつもりだったのが、相手のtomorrow=約束した当日の22:00となっており、MASAさんからもらった英語マッチ閻魔帳も印刷したものを会社に置きっぱなし、心の準備のないままマッチスタート。通訳としてMASAさんにいてもらって本当に助かりました。
展開としては土地、生物を順当に壊してネザスピで凌ぎながら置物ダメージという展開を二戦共続けた感じ。正直内容はあんまり覚えていません。
マッチは取ったものの、言葉の壁による精神的な疲れはhymnでした。
ただお相手のB.C.druidさんはノリの良い人で、とても好きになりました。お待たせしている間セルフカメラになっていましたが、ゴリゴリのギャングかと思いました。
ライフカウンターを褒めてもらえたのは嬉しかったな。

補充

通訳していただいたMASA親分とのマッチに。
「補充に勝ちたい!」とサイドに対策札多めに取っていたため(gloom、knight、墓地対合わせて9枚!)なんとかなると思っていたら。
順当に1本目を落とし、2本目は対策札一枚も来ないまま即了。いや、憂鬱一枚来たのか。盤面揃ったあとに…
補充をハンドから落として安心してたら手札からオパセン素出し。エンチャント連打。あかんて…
最近考えているのはTide優先してハンデス、あとインスタント墓地対策。ノーガード見せかけ補充スタックEbonyCharmでTideとオパセン抜くのが補充一枚無駄にさせることができて良さそうに感じます。いや、どうでしょう。数こなすしかぬぇ。

BLITZ

BLITZはハンデス型黒単ビート。大好きなアーキタイプです。
1ターン目からクロックを出し、状況次第でハンデスor横展開、ライフを早くもぎ取る事に8割振ったデッキです。
ここで響いたのがまたしても"燻しが無い"事。

"呼んだ?"

布告除去の弱点は横並び。
殴り続ける抹殺者を止められない。
"ネザスピ!ネザスピよ、来い!!"
こういう展開になると罠の橋が欲しくなるのですが、今大会はあまり刺さらないと予想していました。ヌルロの代わりに刺しておけばよかった…

Plan.F(L.E.D madness)

ミドルスクール解禁したての"ライオンの瞳のダイアモンド(L.E.D)"を使い、マッドネスによるクリーチャー展開やフラッシュバックを行うスピード感のあるデッキ。
ここでまたもや言葉の壁ですが、待ち合わせはなんとかうまくいきました。海外勢2人共引く強運の持ち主って事で宜しいでしょうか。
ハンデスが相手の利益になるマッチ。
①縦構築寄りで横並びし辛く土地も並び辛い
②非業の死が強く効く
という事で1-1のラストマッチ。POXが通れば次のターンに勝利というところで、通ったPOX。
捨てられたのは"尊大なワーム"!!
POX解決後、着地。殴られて負け。
1ターンPOX温存していたならば、より確実に勝っていたかもしれない。
しかしあそこで待つなんて、誰ができようか。
ラストPOX撃った瞬間のChetさんの反応にパーティーゲームの本場感が有り、こちらとしても絶句の後に笑いに変わり、ラストマッチとしてはとても楽しく終わることができました。

総括

そんなわけで、自ら招いた1-4という結果でした。
構築を見直すとすれば、
メインボード
OUT→強迫1、呪われた巻物1、悪魔の布告1
IN→罠の橋1、無垢の血1、燻し1
より軽い除去と御守りを追加。
サイドボード
OUT→憂鬱1、無のロッド1、対墓地1
IN→燻し2、偏頭痛1
さすがに憂鬱3は白を見過ぎている。
無のロッドは顔メタのくせして自分に刺さる。
対墓地は意外と3枚でいけるのでは…?
といったところ。

"ryu⚫︎imさんを見かけたら御守りで入れる一枚"

対墓地について

"1点ドレインも見逃せない"

Wretch、Crypt、Ebony Charm、Furnace、Planar voidから、メタに合わせて効果的なものを選びたいです。
追放全振りCrypt、PlanarVoid
殴れるWretch
引けるFurnace
選べるCharm
それぞれ良さがあり、迷いますね。
自分に刺さらない構築取れればCryptではなくPlanarVoid優先で間違いないと思います。

夜な夜な熱い戦いが繰り広げられているミドル鯖、興味のある方は是非覗いてみてください。

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