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不動産テックEXPOイベントレポートを公開!さまざまな企業が抱える建築・不動産管理の課題とは?

こんにちは。THIRD(サード)広報です。
今回は、2023年8月30日(水)〜9月1日(金)の3日間、インテックス大阪にて開催された第4回不動産テックEXPOの様子をイベントレポートとしてお届けします!

■不動産テックEXPOとは?

不動産会社向けのAI価格査定、電子契約、仲介支援システム、集客支援、管理業務支援ツール、スマートロック、ホームステージングなどが出展する大規模な商談専門展です。

THIRDは不動産管理会社向けに、AI建物管理クラウドシステム「管理ロイド」を提供しています。「業務効率化」「顧客獲得」「人手不足解消」の課題を抱える企業にソフトウェアを知っていただく絶好の機会でしたので、社員総出で大阪まで行ってきました!

■管理ロイドとは?

当社が提供している「管理ロイド」は不動産管理会社向けのAI-SaaSソフトウェアです。無料のアプリを使用して点検、検針、清掃報告などの入力を行えば、事務所への帰社後の報告書作成業務が不要になります。これにより、不動産管理実務のペーパーレス化、労働生産性の向上、遠隔監視などが実現できます。紙に起因する単純作業の削減により、労働生産性が向上するとともに、時短やミスのリスクが低減します。さらに、提出書類のダブルチェックなどをAIがサポートし、不動産管理の品質を向上させます。

今回の不動産EXPOイベントにおいて、当社のブースは約500人以上の参加者に訪れていただきました。主に、不動産デベロッパー、資産管理(AM)、プロパティマネジメント(PM)、ビル管理(BM)といった多様な業界の方々がブースに足を運んでくださいました。特に、経営管理部、営業企画部、営業部、施設部、そして工事部からの参加者が多かった印象です。

訪問者との交流を通して、企業ごとにさまざまな課題がありましたので、業界に分けて一部紹介します!

■さまざまな企業から寄せられた課題

建物オーナー
- CAPEXの削減を目指すためのコストデータの集計と取り組み。
- 投資物件のNOI利回りの最大化を目指す中、管理費の増加による経営負担。
- ビル管理事業者からの価格見直しや契約改定の際に、管理品質の向上や労働生産性改善を条件とする動き。
- 建物のLCCの総コスト削減の取り組み。
- エネルギー効率の向上や環境対応型の建物への転換の必要性。

ビル管理事業者
- ビルオーナー側のDX化が進むに伴って、必要となるビル管理会社側の管理情報のデータ化並びに管理品質の維持・向上のバランスの取り組み。
- 建物管理契約のSLA化の検討に伴う、業務工数の見える化の必要性。
- スマートビルやその他の技術の導入に合わせた、不動産管理業務のあるべき姿の検討。
- 採用が難しくなってきている背景に伴い、社員の労働生産性の改善。

ゼネコン
- 直近の資機材、労務の大幅な上昇による、不採算工事案件の対応。特に、工務・調達部による集中購買などの工事原価削減の施策。
- 大都市圏における、工事需要増加に伴い、対応できる下請け協力会社の適切な確保。

小売事業者
- 新店舗出店のイニシャルコストの高騰による、出店目標の未達および出店時の初期投資回収期間の削減。
- 足元のインフレによる各種コスト増に対応するための、ランニングコストの削減方法について(工事、営繕)。

物流事業者
- 倉庫や物流センターなど自社保有物件に関する資本コスト(CAPEX)の適正なコントロールおよび物流異常に関する情報収集スピードの改善。
- 倉庫内の各種什器(冷蔵庫、パレット、マテハン等)のメンテナンス効率向上。

■管理ロイドが解決する課題と主な機能

①課題:管理データ実績の属人化を防ぎたいです。

管理ロイドを導入することで、収集されたデータはWebダッシュボードに一元化され、誰でも簡単にアクセスできます。これにより、データの属人性をなくし、アクセス性を高めることです。また多くの担当者が情報を一括で確認し、共有できるため、管理作業が効率化され、業務の遂行も円滑になります。

②課題:建物に関わる不具合情報の一元管理がしたいです。

管理ロイドを導入することで、従来、紙とデジタルカメラで報告書を作成していましたが、一台のスマートフォンで点検や検針業務を効率的に行えます。また、スマートフォンでスキャンしたデータは報告書に直接取り込まれ、その情報もソフトウェアで集約管理が可能です。これにより、過去に発生した同様の問題に対しても、素早く対応することができます。

③課題:どのように現場での人的リソースを削減することは可能ですか?

管理ロイドを導入することで、紙に記録された情報をデジタルに変換するだけでなく、ボタン一つでダッシュボードから報告書を作成できます。また、現在使用中の報告書フォーマットをシステムに直接組み込むことが可能です。これにより、従来の報告書スタイルを維持しながら、ミスを減らし人的リソースを削減します。

こういった課題は、THIRDにご相談いただければ、すべて解決します!

■管理ロイドの3つの強み

管理ロイドは、スマホアプリとWEBシステムがリアルタイムで連動
今まで現場作業から報告書の確認まで2週間から1か月程度かかっていた時間が、現場作業直後に報告書が自動出力されるようになります。スマホアプリとWEBシステムがリアルタイム連動している事であらゆる業務スピードの向上が期待できます。

画像認識AIで、アプリで写真を撮るだけで報告資料まで全て自動化
アプリでメーター写真を撮るだけで点検対象の設備が正常かどうかを自動判断可能です。また手書きの点検表をExcelに転記する際に発生していた人的ミスをなくす事が可能になります。これにより、業務スピードだけでなく報告書の正確性など不動産管理品質の向上を期待できます。

現在使っているExcelの帳票をそのままシステムで再現可能
不動産管理では、物件ごとに報告書の種類がバラバラです。これらの報告書をすべてシステムに実装しようとすると莫大な開発費がかかります。管理ロイドでは、現在使っているExcelの点検表・検針表などの報告書をシステムにアップロードする事で既存の報告書を完全再現できます。プログラミングや開発は一切いりません。

ブースにお越しいただいた多くの方々からさまざまな課題をお聞きすることができました。THIRDが開発するソフトウェアのアップデートにも活かしていきます!

以上がイベント当日のレポートです。THIRDのブースにお立ち寄りいただいたみなさま、ありがとうございました!

みなさまの課題や悩みを解決できるようこれからも精進してまいります!
管理ロイドに関する資料ダウンロードはこちら
https://kanri-roid.app/document


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