ただの現状ⅩⅩⅢ

5月。
GWは就活もなく、ゆったりとした充電期間だったが、その余力はもはやない。


相変わらず就活を続けているわけで、未だ解放されていない。今月は最終面接に行けたのが1社。その結果は来月の頭にわかる。まあ他の面接と変わらず、なんともいえない手応えだ。

そこまでというものの、自分的にかなりメンタルがきつい日々があった。それはある期間に受けた面接が軒並み落ちていたことで、喰らってしまった。3日間で5社、全てダメだった。選考の段階に差はあれど、怒涛にお祈りメールが送られると、さすがにやる気はなくなる。
現在の就職活動の段階として、エントリーシートを提出する企業はかなり少なくなり、もう持ち駒が増えるフェーズではない。そのため受かるよりも落ちる方が多くなっている。それがメンタルにダメージを及ぼすパンチ力につながっている。

その落ちた企業たちに未練はないのだが、そんなに落ち続けていると将来を案ずるには十分なきっかけになった。


このまま就活が全てうまくいかずに終わったらどうしようか。

専門学校を中退して実家に戻る。そこからアルバイト生活で業界を目指すルート。

もともと大学卒業の資格はあるため、専門学校を卒業しなければならないという感覚はない。途中で辞めても最終学歴は大卒だから。
ここまで業界で正社員になるために就活をし続けてダメだったら、専門学校に在籍している必要はないだろう。学校はそこまで助けてくれないことはここまでで理解していた。来るかわからない求人を期待して、学校に在籍しているのはあまりに釣り合わないと感じてしまう。上京して専門に通っているだけで、家計として赤字だ。専門卒としての就職が見込めないなら、大人しく実家に帰るのが賢明な判断だろう。
アルバイトからの業界入りが、二つ目のオプションになる。地方局ではある程度の募集がかかっているのは確認済みである。そのアルバイトを足掛けにステップアップを目指す。万年アルバイトのリスクも感じながらではあるが。



将来の不透明さに目を背けていた。


直視しなければいけない現実がそこまで迫ってきていた。


まあ今選考が進んでいる10社のうちに、翌年度からの働き先があると信じて、今はやるしかない。そこで内定がもらえれば、専門も黙って卒業してお金が稼げる。


あと10社。


まだ将来は暗いままだ。




楽しいことを考えようにも、就活をしてただけのひと月だった。

4月に友人とふわっと約束した野球観戦は、進展せず消滅していた。東京ドームでの初観戦はお預けだ。

自主制作のPodcastも、方針転換をして頑張ろうとなった途端、自分が就活で忙しくなり半年続けていた更新が止まった。
ロケと題して収録した4月後半の高尾山の音源だけがパソコンの中に眠ったままだ。
サークルのメンバーで頑張ろうと決まった方針も、結局は私が動かないなら動かないままで。それなら方針転換をせずに自分のやりたいように続けていれば良かったとも考えてしまう。
月に一回はロケに行こうという約束も、2回目にすら行かぬまま5月が終わる。誰もそのことについて言及していない。なんと悲しいことか。プロジェクトの着地点すら現時点では見えていないな。


競馬はG1シーズンになって、少し再開している。
日本ダービーは見事的中した。
三連複と馬連。
なかなかの高配当で久しぶりの笑みが溢れるイベントだった。自分が当てたことが嬉しくて、レース映像を何度も見てしまう。

同日の目黒記念も的中した。
その日は2レースとも軸を当てることができ、好調の日だった。
こちらはワイドだけで、1着を当てられなかったことが悔やまれる。馬連でも相当高配当だった。逃した魚は大きい。



さて来年には、というか半年後でさえ東京にいない可能性が出てきたため、それまでに行きたいとこには行っておかなければと思う。
東京に住むことなんてもうないだろう。

関東近郊の主要な観光地は、ある程度行っておきたい。ディズニーもなんだかんだ行ってないままだ。浅草すら行っていない。
東京に来てから行けたとこなんて、数えられるほどだ。
就活が終われば、時間もできるだろう。

そんなとこに希望を感じて、まだ頑張る。

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