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計測機器の使い手はすごい

試作品や新商品、ロットの抜き取り検査で様々な計測機器を使います。
鋼尺、コンベックス、ノギス、プッシュプルゲージ、膜厚計などをよく使います。

中でものノギスの使い方を見ているとその人の熟練度がわかります。
図面を見ながら、現物を見てノギスのお尻や背中を駆使して計測します。
また、補助ジグをあてながら寸法検査を行います。

そのほか、鋼尺の当て方やコンベックスを折ったりしながら寸法を測ります。
熟練者の人の図り方はすごいなと感心します。
また、寸法検査の結果にも信頼感があります。
何度も経験し習得していくものなのでしょう。

このような口では伝えられない技術を経験知といいます。
いろんな場面で熟練の技をみて、盗むことが経験知の習得につながります。
そしてものづくりの技術の伝承が行われます。
かっこよく計測機器を使いたいという気持ちが技術の伝承のツボといえます。

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