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趣味はなんですか?

趣味はなんですか?と訊かれて、全く何も出てこなかった。まぢか。僕、大丈夫なのか?と思った。

大昔は「読書」とか言ってたし、最近も絞り出すならば「料理」とかになるとは思うのだけど、そこまで本格的に取り組んでもいない。

ゴルフをするとかフットサルをするとかも無いし、ウィンタースポーツもここ10年で滑走日数は5日あるかどうか。
車や時計は買わないし、ファッション全般も趣味と言えるほどこだわりがない。強いて言えばメガネは好きだけど、ここ2年ほどは買ってないよな。
スポーツ観戦も野球、サッカーは全く興味がない。アメフトは好きだけど、現地観戦をする機会もないし、そんなに入れ込んではいない。
筋トレ、ジョギング、ミット打ちとかは、趣味ではなく、健康になるための義務って感じ。しかも、最近はサボってる。
釣りは、生きてる餌は気持ち悪くて無理だし、なんなら魚だって気持ち悪い部類。(だから、料理が趣味と言ったって、切り身スタートになっちゃう。)
BBQやキャンプも、昔は好きだったけど、今はもう虫が多い山には行きたくない。都内でお手軽BBQか、全てお膳立てされた清潔なグランピングくらいしか無理なんじゃね?感。
そもそも旅行が好きじゃない。知らない街を歩くのも、知らない店に行くのも、新しい発見の喜びよりも、アウェイ感によるストレスの方が強い。(もちろん、行ったら行ったで楽しめるのだけど、行くまでの心理的ハードルが、、、)

じゃあ、休日は何してるの?
どんなことならやりたいの?
って訊かれるわけだけど、、、

  • 美味しいものを食べたいです

  • 美味しいお酒を飲みたいです

  • 楽しくおしゃべりしたいです

  • 温泉に入れたら最高です(= 何もしたくないです)

という答えになる。

つまらない人生と見るべきか、幸福な人生と捉えるべきかは、僕にはよくわからないのだけれど、まぁ、「十分に満ち足りていると感じている」ってことなのかもなー。
足るを知る、大切よね。

と、ここまで書いて、やっぱり、本質的な部分で「何かを考える」「何かを文章に起こす(言語化する)」ことが一番楽しいんだよね、という結論に達する。

根源的欲求が、思考/思索と、それの言語表現のところに寄っている。
その部分に注力できる仕事をやることが、モチベーションも上がるし、パフォーマンスも出やすい。
その仕事をやることは、僕にとっても、所属企業やクライアントにとっても、社会全体にとっても、僕というリソースを最大効率で使い倒せるわけで、素晴らしいことなのではないか、と思う。

よってもってして、結論。
僕の趣味は「NOT 仕事、BUT 思考」。
NOT workaholic, BUT thinkaholic.

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