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デート代 男だし多く払う?

「彼女とのデート代はいつも自分が多めに払う。男だから」
こういうことってありませんか?

・食事代
・交通費など

”男が多めに出す” 確かにそれが当然のような風潮はまだまだ存在します。

今まで、「男だから多く出すのが当然」と思って行動していた方が、堂々と割り勘を言い出せるようになることを目指してノートを書きました。

結論は「自立した対等な女性」として相手を見るならば割り勘を提案するべき!です。

なぜ堂々と割り勘でよいのか。こんな疑問を解決します。


ノートの内容
・男性が全額または多く出すのが当たり前の風潮がまだある
・デート代は男が多く払うもの?
・みみっちいと思われたくない嫌われたくない
・こういう場合は?


この記事を書いている人


僕は現在、26歳です。今までの人生、一度も「男だから奢る」ということはしたことがありません。基本的に、全て割り勘。
(さすがに1円単位ではありませんが…)
誕生日など特別な日は奢るというスタンスです。
しかし、高校2年生から現在にいたるまで、常に恋人がいます。

ですから、男の自分はお金を出さないと~というのは全て幻想

これを前提に読み進めていただけますと幸いです。




[大前提]男性が全額または多く出すのが当たり前の風潮がまだある

デート 割り勘 でGoogle検索

ネットやテレビでよく話題にあがる「デート代の割り勘 あり?なし?」問題。

必ず”男性が全額または多く出す"という前提で話が進みますね。
(特に初デートは男性が支払うのが当然という風潮が強いみたいです)

よく考えると、いまだにこんな記事や話題が持ち上がる時点でおかしな話です。

個人の思想としてそういう価値観を持つ人がいることはもちろん自由。
誰も止めることはできません。

ですが、男女の平等を目指している現在の社会において、もはやこのくだらない議論をメディアでしてはいけません。

古い時代のジェンダー観を再生産する恐れのある有害な記事だからです。

結婚したら共働きの時代ということを考えるといかに時代錯誤かが分かるでしょう。

ですから、こういう記事を見かけても慌てないことです。


デート代は男が多く払うもの?

そんなわけありません。

彼女が割り勘を提案してきたら堂々と受け取ればいいし、支払うそぶりも見せないなら堂々と請求すればいいんです。

自分が受けたサービスの対価は自分で払う

「自分が食べたり体験したものは自分が支払う」
当たり前のことだからです。
目の前の相手とは対等な関係を築きたいはずです。
特別な理由もなく多く支払っているとしたら、無意識に女性を下に見ているということも考えられます。女性は経済的弱者?今の時代は必ずしもそうとはいえません。

なぜお金を多く支払うのか

男が多くお金を出すのがフツーだから?
金銭的に頼れる存在=かっこいい!から?

誰かが決めた「デート代は男が多く払うもの」に縛られて自分の行動を選択する。

そっちのほうがよっぽど”男らしく”なくないですか?



みみっちいと思われたくない嫌われたくない

男女平等意識が強い人でも割り勘を提案できないのは

男女平等意識が強い人でも割り勘を提案できないのは、
結局、こう考えてしまうからではないでしょうか。

割り勘を提案したくても”男が多く払う”という社会の暗黙のルールから外れるようで、どうしても言いづらい。

こう考えてしまう気持ちもよく分かります。世の中の仕組みとして、そう思わされるようにできていますから。

現実問題、テレビやネットで「割り勘はいやだ、大事にされていないと感じる」とか「ケチくさい、みみっちい」とか言われているのを見たことがないという方はいないでしょう。

ドラマや映画を見ていても自然と”そういうものだ”と思わされてしまいます。
カッコイイ男優さんが割り勘しているシーンなど見たことがありませんよね。必ずスマートに会計を済ましているはずです。

ですが、現在は男女が平等に権利をもっている時代
男=金の面倒を見るという図式は古い時代のものです。


クーポン論争

「支払時にクーポンを使用するなんてケチくさすぎる」というもの。

なんか一回くらいどこかで聞いたことあるんじゃないでしょうか。

これ、経済的合理性の観点からみて、使用できる状況で使用しない意味がわかりません。

目の前にノーリスクで支出を減らす選択肢があるというのにプライド?とやらでその選択肢を取れなくなってしまいます。

そもそも「クーポン使う人はちょっと・・・」という女性は間違いなく地雷です。交際してもおそらく消耗するだけでしょう。事前に発覚してよかったじゃないですか。

これっぽっちも恥じる必要などないと思います、積極的に活用しませんか。



こういう場合は?

収入が圧倒的に違うんですが

収入に天と地の差がある。

(例)自分:会社員 相手:学生

こういう場合、多め(または全額)に払うことになんら問題はないと考えます。

なにごとも臨機応変です。
絶対にいけないなんてことは(当然!!)ありません。

問題なのは”男性=お金を出す”という古いジェンダー観から脱却できないことです。みみっちぃ男だと思われることを恐れすぎないことなんです。


女性は準備にお金がかかっているんですが

これは今の時代、男性も同じでしょう。

男性もスキンケア、ヘアケアするのが当然の時代です。
脱毛やメイクだって一般的になっています。

あなたはスキンケアもヘアケア、ヘアセットも何もしないんですか?

そもそも「メイクに金がかかるからだせ」なんて主張はただのワガママです
気にすることはありません。



おわりに

そもそも
男性が全額支払っても女性が全額支払ってもどっちでもいいんです。

ここ数年、男女平等というテーマが大きく取り上げられることが増えました。

しかし、「男性が多く払う」風潮は、まだ当たり前のようにあります。

男女平等を声高に叫んでいる人も、なぜだかこういう話題になると大人しくなってしまうようです。

そのせいか、男性が多く払う文化への違和感について目にする機会がありません。

普段、なんとなく「男だから多めに払った方がいいかな」と考えてしまいがちなあなたに向けて書きました。

大事なことは

①経済的な弱者として相手を下に見ない。対等な存在として扱うこと

②みみっちぃ男だと思われる可能性を恐れすぎないこと
です。

誰だって相手と対等な関係を築きたいはず。
明日からは堂々と割り勘を提案してみませんか

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