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【英文法の小径】未来表現・その十一

英語で未来のことについて述べるには、さまざまな表現形式を用います。今回は、[be due to -]及びその他の表現を取り上げます。

The law is due to come into force on 1 November.

‘due’ は期限や義務と関係がある語で、乗り物の到着時刻や提出物の締め切り、請求書の支払期日などについて述べるときに用いるが、[be due to -]という形式で予定を表わすことがある。特定の時を示す表現を伴うことが多い。例文は、法令の施行について述べたもの。

I was just on the point of calling you.

前回(未来表現・その十)取り上げた[be about to -]の同意表現として[be on the point of -ing]がある。差し迫った未来の出来事を表わす。

Jane looked ready to burst into tears.

準備ができている状態を表わす 'ready' を用いた[be ready to -]も、話し言葉では、[be about to -]と同じような意味で使うことがある。例文は、彼女が今にも泣き出しそうな表情をしていたことを伝えている。

I was just going to say that.

[be going to -]の過去形も、[be about to -]の過去形と同じような意味(「人がまさに何かをしようとしていた」)で使われることがある。その場合は 'just' を伴うことが多い。もちろん、[be about to -]を用いると切迫性が強調されるのに対して、[be going to -]の場合には、意図が強調されることになるといったニュアンスのちがいはある。例文は、自分が考えていたことと同じことを相手が言ったときに使うフレーズ。

このほか、intend to - や plan to - なども、未来に関する計画を表します。考えようによっては、未来のことについて述べるための表現は無数にあると言えるのかもしれません。

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