【英文法の小径】should/must〈助動詞〉
a) You should apologize.
b) You must apologize.
should も must も、いわゆる「義務」を表すとされているけれど、もちろん両者は異なる。どうちがうのだろう?「すべき」と「しなければならない」のちがい???
should は must とはちがって、話し手が自分の判断に完全な確信を持っているわけではないのです。強弱で言えば、should は must ほど強くはありません。なので
must を用いた b) は相手に有無を言わせず「謝るしかない」。話し手は、相手が自分の言ったことに従うだろうと思っている。命令/指示に近い。
一方、should を用いた a) は「謝ったほうがいい」。話し手は、相手が自分の言ったことに従うかもしれないし、従わないかもしれないと思っている。こちらは、助言に近い。
ここで再び、ちがいの分かる人でありたいと思うのです。
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