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【英文法の小径】may/might/could〈助動詞〉その二

It might rain later.

外出するときには傘を持っていくように勧めている場面。この話し手は確信を持っているわけではない。もし自信があったら、might ではなく予測を表す will(未来表現・その三)を使って "It will rain later." と言うだろう。

このように、may/might/could は、現在だけでなく未来のことについて可能性を述べるときにも用いることができます。このとき話し手に確信がないのは、現在の可能性について述べるときと同じです。

We may go to Italy. 

こんどの休暇の行き先を聞かれて答えている場面。話し手はイタリア行きをまだ決めてはいない。もし決定していれば might ではなく予定を表す現在進行形(未来表現・その二)を用いて "We’re going to Italy." と言うはず。

We may be going to Italy.

ちなみに、未来の計画について述べるときに may/might に be -ing を続けることもありますが、意味はほとんど変わりません。

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