【英文法の小径】may/might/could〈助動詞〉その六
may を用いていることから、話し手が相手の発言の真実味を推し量っていることがわかる。ただ、後に ‘well’ が付いている。may だけの場合と、何がちがうのだろう?
あまり自信のない推量を表す may/might/could に well を加えると、可能性の程度を上げることができます。どの程度上がるのか?(数値を使った説明には問題がないとは言えませんが、)50%以下から70〜80%くらいに可能性が高くなると考えていいようです。確からしさを表す副詞で言えば、perhaps や maybe を probably に代えるのと同じ。「たぶん本当だろう」
well の他に easily を加えても、可能性の程度を上げることができます。「おそらく物価はさらに上がるだろう」参考までに、複数の英英辞典の説明をまとめると
+ well => something is likely to happen
+ easily => something is very likely to happen
逆に、可能性の程度を下げるには、例えば possibly を加えます。possibly 自体によって示される可能性は perhaps/maybe よりも低くて20%くらい(あくまでも目安です)。「仕事は明日の夕方までには終わるかもしれない、もしかするとだけどね」
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