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【英文法の小径】現在完了形〈時制〉その二

I’ve made a cake. Would you like a piece?

'I've made' と〈現在完了形〉が使われている。例えば、パウンドケーキが焼き上がったのは3日前のこと。どうして ’I made a cake’ と〈過去形〉ではないのだろう。

今、つまりこの話をしている時点で、手作りケーキをカットしたピースがおそらく目の前にあって、話し手はそれを勧めている。

Look what Andy has given me!

'Andy has given' と〈現在完了形〉を用いたこの文も同じ。アンディからプレゼントをもらったのは昨日のことでも、話し手の首には今、Tiffanyのネックレスが下がっていたりする。

いずれも、過去の行為について述べながら、それがいつ起こったことなのかは重要ではなく、現在、存在している結果に焦点があります。だからこそ、[have/has + 過去分詞]という形が選ばれているのです。

Look what you’ve done - my shirt is ruined!

これは決まり文句。大切にしているシャツにつけられたコーヒーの染みに対して怒りの一言。’you’ve done’ と〈現在完了形〉が使われている。「なんてことしてくれたんだ」といったところ。

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