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【英文法の小径】must/have to/need (to)〈助動詞〉

You mustn’t tell anybody else.

must も[have to]も、それから need も[need to]も、必要性、つまり「そうすることが必要だ」ということを表す。それでは、その否定形はどうだろう?

まず、must の否定形、must not = mustn’t は、must に後続する部分を否定することになるので、「そうしないことが必要だ」、つまり禁止を表す。冒頭の文も、だれにも話さないことが must だ=話してはいけないと言っている。

We don’t have to hurry.
We don’t need to hurry.
We needn’t hurry.

一方、[have to]や[need to]、need の否定形、don’t have to, don’t need to, needn’t は、[have/need to]や need 自体を否定することになるので、「そうすることは必要ない」、つまり不必要を表す。例文は、たとえば時間はたっぷりあるから、急ぐことはないと言っている。

同じ否定でも、どの部分を否定することになるかによって意味がちがってくるのです。

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