【英文法の小径】未来表現・その二
英語で未来のことについて述べるには、さまざまな表現形式を用います。今回のテーマは、be going to と現在進行形です。
I’m going to meet her at the station.
この場合、彼女を駅に迎えに行くことは、この話し手のスケジュール帳にすでに書き込まれているのだろうか?
[be going to]は、話をしている時点で決めたことではなく、すでに決めてあること(意図)について述べるときに使います。ただし、そのための準備や段取りができているかどうかは分かりません(おそらく、その手はずはまだ整っていない。だから、後でその計画が変更になったと聞いても驚かないだろう)。
I’m meeting her at the station at 10:30.
一方、未来のことを表す〈現在進行形〉は、そうすると決めてあるだけでなく、必要な準備もすでにできている(少なくとも、その準備が進んでいる)ときに用います。多くの場合、その予定に関して時間と場所が決まっている。なので、出迎えがこの話し手のスケジュールの一部として手帳に記されているような場合、そのことを人に伝えるのに、おそらく〈現在進行形〉を使うことになるでしょう。
とは言え、[be going to]と未来を表わす現在進行形とのちがいは微妙で、意味が大きく重なっている。なので、どちらを使ってもいい場合が少なくありません。
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