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【英文法の小径】need (to)〈助動詞〉その二

I needn’t have got up early.

この話し手は早起きしたのか、それとも、しなかったのか?

人は過去を振り返る動物であると言われるように、今になってみれば、あんなことをする必要はなかったと思うことはよくあります。そういうときに用いるのが[needn’t have + 過去分詞]という形。

冒頭の文で話し手は、実は早起きしたのです。例えば、今日は休日で遠出をする、その準備のため。ところが、思っていたほど準備に時間がかからなかった。ああ、あと10分でも長く寝ていたかった …

このように、[needn't have + 過去分詞]は、必要がなかったのに実際にはしてしまったこと(時間の無駄!)を表します。

I didn’t need to get up early.

この文はどうだろう?こちら[didn't need to]は、その時点で早起きが不要であることが分かっていたケースなので、早起きしなかったというのがふつうですが、それでも早起きしたということでもかまいません。

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