お土産後悔~瀞八丁(どろはっちょう)~
Hello world,はーぼです。
ボクが社会人になった頃は、職場で慰安旅行に行くという行事が普通に行われていました。
社会人になって最初に行った慰安旅行が和歌山で、瀞八丁(どろはっちょう)で船下りをし、近くのお宿に泊まって、翌日は和歌山城を観光し帰るというコースです。
瀞八丁の川の流れは穏やかで、そのぶん周りの景色をゆっくりと見ることができました。
左右の断崖絶壁がものすごく高く、また途中で川の色が変わるなどもあって、初めての船下りでしたが、こんな雄大な光景が近畿にもあるんだなぁと感心ものでした。
そして近くの宿の泊まったのですが、そこでお茶請けに出されたお菓子は、瀞八丁にふさわしく、船の形をした焼き菓子です。
食間は瓦せんべいを少しだけ柔らかくした感じで、和歌山だけに、ほのかにミカンの味がしました。
あ、これは美味しい、ぜひお土産に買おう(主に自分が食べるためですが)と思ったのですが、その旅館の土産物売り場では、荷物になるから買いませんでした。
翌日に行く和歌山城の近くのおみやげ物屋さんで買えばいいや、と安易に考えたのです。しかし、これが大きな間違いのもと。
売ってませんでした(T_T)。
なんと、あの船の形をしたほのかにミカンの味がするお菓子は、どうも瀞八丁のあたりでしか売ってなかったようなのです。
まさしく、後悔先に立たず。社会人1年目にして大きな教訓を得ました。
欲しいと思ったものは、ためらわずにすぐに買え、と。
廃止になるまで慰安旅行で、毎年各地に行きましたが、お土産であの瀞八丁の焼き菓子ほど美味しいお菓子はなかったような気がします。気のせいかもしれませんが。
わが人生に一片の悔いがあるとしたら、瀞八丁の焼き菓子を変えなかったことでしょうか。(ほかにも悔いはいっぱいありますが)
ご近所に配るお土産や、出張に行ったときに職場で配るお土産は、当たりさわりのない無難のものを選ぶのですが、自分で食べる用は、ちょっと尖がったものを買ってみたいですね。
そんな時に参考になるコミックが、『おみやげどうしよう?』だったりします。
ネットのおかげで、現地に行かなくてもお取り寄せができるので、年に一度は旅行に言った気分を味わってみようかなと思います。
しかしあの瀞八丁の焼き菓子は・・・。
ではでは。最後までお読みいただきありがとうございます。
See you nex ttime,はーぼでした。
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