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【エッセイ】「応神天皇陵古墳風味(?) フロランタン」を食す

今日はいい天気でしたねー(・∀・)ノ。

大阪南部のとある場所を、とある所用のため、久方ぶりに訪れました。

ーXXX駅を降りると、そこは流行り病の第八の波が蔓延る街。
映画「バイオハザード」のワン・シーンを髣髴とさせる、廃墟と化したゴーストタウン・・・って大嘘ですがな!ヽ (*゚∀゚*)ノ。

平日のお昼ごろというのに、人が多いですねー。
昔はもう少し落ち着いたというか、昔ながらの大阪の町という風情があった記憶がするのですが、いつの間にか今はずいぶんとオサレな街になったもんですねぇ・・・などとしみじみ・・・(ーωー)。

オサレな街のあかし、目の前にはスターバックスコーヒー。いつの間にできたのでしょうか。
テラスの円形のテーブルの上においたノートPC(もちろんMac)に向かって、なにやらキーボードをタイピングするサラリーマンの姿も。

ほほぉ。あれがノマドか?ノマドなのか?( ᯣ _ ᯣ )

とある所用はすぐに済みましたが、せっかくなのでちょっとだけ駅の周りを散策することにしました。

時間があれば、少し足を延ばして、史跡や古墳等を観たかったのですが、午後から歯医者の予約があるため、断腸の思いで断念です o(≧~≦)o。

その代わりと言ってはなんですが、駅から歩いて5分程度のところにある洋菓子店で、ちょっとお菓子を購入しました。

(いにしえ)の浪漫 古市古墳群 応神天皇陵古墳』、そんな風に書かれていたら、購入しないわけにはいきません。
 
そう。たとえお菓子自体に応神天皇陵を思わせる要素が皆無だったとしても!

応神天皇陵古墳・・・古市古墳群では最大級の前方後円墳で、百舌鳥古墳群の仁徳天皇陵古墳(大仙古墳)に次ぐ2番目の大きさを誇り、大阪は羽曳野市にあります。

でも、ぶっちゃけ、ここは羽曳野市じゃないんですけどね!ヽ (*゚∀゚*)ノ。

推理作家、高木彬光氏のミステリー『古代天皇の秘密』では、応神天皇と、その次の天皇である仁徳天皇が、実は同一人物だという説があるのを紹介しています。

「同一人物とする理由の第一は、『古事記』の応神天皇の段に、”品陀(ほむた)の日の御子、大雀(おおささぎ)、大雀。佩(は)かせる太刀、本(もと)つるぎ、末(すえ)ふゆ。冬木の すからが下木の さやさや ” という歌があり、大雀(おおささぎ)つまり、仁徳天皇のことを、品陀(ほむた)つまり応神天皇に対する呼び名で呼んでいることです。
第二の理由は、『古事記』で仁徳天皇のこととして述べていることが、『日本書紀』では応神天皇のこととして記されている例があることです。(略)」

「ほう、それは面白いね。古代史にも”一人二役”があったというのだね。歴史学者の先生も、なかなかやるじゃないか。僕も崇神天皇と垂仁天皇とはよく似てると思ったけれどー。それで、一人二役という決め手はないの?」
 
「決め手になるかどうかはわかりませんが、『日本書紀』には、すべての天皇の御陵の所在地はちゃんと記録してあるのに、どういうわけか、応神天皇の御陵だけは記録されておりません。ところが、天皇の歿年齢のほうになると、応神天皇は百十歳と明記されているのに、仁徳天皇については、何も書かれていないのです。じつに不思議なことだと思います」
 
「そうだね。(略)ところで、あの有名な応神天皇陵は、いったい誰の墓なのだろうね」

『古代天皇の秘密』 高木彬光著

古代史に関する知識が全くないボクには、『古代天皇の秘密』は、何を言ってるのか、読んでいて全然わかりませんでしたけど!ヽ (*゚∀゚*)ノ。

古代史のミステリーはさておき(え?)。
古の浪漫 古市古墳群 応神天皇陵古墳』の開封の義です。

はい、いたって普通の『フロランタン』です。
これのどこが『古の浪漫 古市古墳群 応神天皇陵古墳』やねんと思っても、ゆめゆめ口に出して言ってはなりませぬ。

上半分は、スライスされたアーモンドをキャラメルで硬くコーティングされており、下半分は柔らかいクッキーです。
さっそく食べてみます。
 
上半部の硬さと、下半部の柔らかさのアンバランスが、絶妙なハーモニーを醸し出し・・・っていうか、固いわ!予備知識がなくて、初めて食べた『フロランタン』のキャラメルコーティング部分の固さに驚いたわ!
歯の治療中なんだから、前もって言ってくんない?( º言º)。
美味しかったけど!!。

『フロランタン』を食べながら、応神天皇陵に想いを馳せる、そんな11月11日でした。
 
ちなみにボクは応神天皇陵に行ったこと、ないんですけどね!ヽ (*゚∀゚*)ノ。

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