1、2時間の練習で変わる?「ダウンスイング」を「レベルスイング」に変える超具体的な練習法(シュシュの実践解説動画付き)
どうも、シュシュです。
最近、わりとあちこちで、レベルスイングの重要性が言われているので、そういうスイングをしようとしている人も多いと思います。
自分もこれまで、ガンガン書いてきました。
・シュシュが考える「打てるバッティングフォーム」とは??
・気づいていないのは勿体ない?ダウンスイングのバッターに眠っている大きな可能性について
しかし、小さい頃に指導されたダウンスイングが染み込みすぎて、「レベルスイングの軌道」に変えたいと思っていても、変えるのはなかなか難しいなぁと感じている人は多いんじゃないかなと思います。
バッティングフォームとは、"幼少期から現在までにスイングをし続け無意識にも身に付いた、振りだしからフォロースルーまでの一連の動きの癖"のことですから、そんなに簡単には変わりません。
現に自分もその一人でした。自分も何ヵ月も試行錯誤しました。「ダウンスイングではダメ、レベルスイングにしないといけない」と分かってはいるのに、ダウンスイングの癖が染み込み過ぎていて、中々レベルスイングを身に付けられないと悩みました。
様々な練習をして、色々遠回りしながら、試行錯誤を繰り返しながら、ようやくレベルスイングを身に付けることができました。
そんな自分が、昔の自分のようにダウンスイングが中々変わらないと悩んでいる人に向けて、
「ダウンスイング」から「レベルスイング」に変えるなかで、一番効果があった超具体的な練習を紹介します。
この練習することで、ダウンスイングからレベルスイングに変わることができます。早い人は1.2時間で変わるかもしれません。現に直接指導をした方は、そのくらいの時間で変わりました。
ただ、この練習法を紹介するにあたって、文章だけだとどうやっても伝わらないので、自分の実演付きの動画という形で説明するという形をとりました。
なので、必要以上の人の目に触れてしまうのは避けたいと考えています。なので、"本当にダウンスイングを改善したいという想いのある方だけ"にしか見ることができないように、有料としています。といっても価格は100円ですが(笑)。
また、ダウンスイングが染み付き悩んでいる人であれば、レベルスイングになることによって…
・点ではなく線で打てるようになる
→ミート力・変化球への対応力が向上
・コンパクトてはなく、大きく振れるようになる。かつ、身体全身をより使えるようになる
→打球速度、飛距離が伸びる
などの効果があります。昔の自分と同じ悩みを抱えている人にとっては価値ある内容だと思います。
これを読み、無事レベルスイングを身に付け、野球をさらに楽しんでくれるようになったらこれ以上の喜びはないです。
内容は大体こんな感じになっています。
・よくありがちなダウンスイングの特徴(動画、画像付き)
・ダウンスイングとレベルスイングの違い(動画、画像付き)
・ダウンスイングからレベルスイングに変わるための具体的な練習法(動画、画像付き)
・その練習での2つの注意点(動画付き)
・まとめ
ではいきます。
■よくありがちなダウンスイングの特徴
まずはダウンスイングの特徴をしっかり理解しておきましょう。
これはダウンスイングの動画です。
この動画を見てわかるように二つのクセがあります。
以下、そのクセを説明します。
特徴①耳の位置から最短距離で出るクセ
ダウンスイングでは、耳当たりから最短距離でバットが出ています。
特徴②右手を上から被せるクセ(左打者なら左手)
ダウンスイングでは、インパクト付近になると、右手で上から被せるようにして打っています。
■ダウンスイングとレベルスイングの違い
レベルスイングの軌道を手にいれるには、長年積み重なってきたこの2つのクセを修正する必要があります。
そして新たに
(1)トップを深めに作り、肩or肩より下の位置から、ボールの軌道に入るように振りだしていくクセ
(2)上から被せるというよりは、下から押し込む、すくうような軌道のクセ
を身に付ける必要があります。
といっても、これがどういうものか分からないと思うので、これも動画、連続写真で説明します。
この下にある動画は、ダウンスイングとレベルスイングを比較したものです。
違いに着目して見てみてください。
ここからもっと詳しく見てみます。
(1)トップを深めに作り、肩か肩より下の位置から、ボールの軌道にいれるような振りだし
これはどういうことか?
下の画像を見ながら理解してください。
左のダウンスイングでは、耳当たりから最短距離でバットが出ています。
これと比較して、右のレベルのスイング軌道のフォームでは、トップが深くなっていて、そこからタメがあって、肩より少し下あたりから振りだし、ボールの軌道に対して水平に入っていってます。
(2)上から被せるというよりは、下から押し込む、すくう軌道
これも言葉だと説明しずらいので、画像を見て、理解してください。
左のダウンスイングでは、インパクト付近になると、右手で上から被せるようにして打っています。
それと比べて、右のレベルスイングでは、下から上(あるいは真横)に向かって押し込んでいるようにしてインパクトを向かえています。
つまり、
耳から最短距離で出るバットの振りだし
→トップを深めに作り、肩か肩より下の位置から、ボールの軌道にいれるような振りだし
上から被せるクセ
→押し込むようなクセ
に変える必要があります。
■ダウンスイングからレベルスイングに変わるための具体的な練習法
そして、ここからが本題です
そのクセを身に付けるのに、自分もやって効果的だったのが、この矯正スイングです。自分が一番効果があった練習法が、
下の動画に貼ってある、矯正スイングです。
とりあえずイメージを掴んでください。
○矯正スイングの動画(色んな角度から)
○こちらが矯正スイングの連続画像
この矯正スイングをマスターすることによって、「バットが肩口から最短距離で出る癖」と「上から被せてしまう癖」が出ないようになります。
そして、深いトップを作ることができるようになり、下からすくうような腕の軌道をマスターすることができます。
○この練習のやり方と手順
・動画や画像のような位置にバットを構えます
・そのままバットの位置を動かすことなく、真ん中低めをセンターフライを打つ感じで下からすくい上げるようなイメージで振ります。
・このやり方に沿って、このスイングの感覚が染み込むまで素振りをする。
・できれば、ティーやトスバッティングでもやった方がいいです。
・そのスイングの感覚のまま、いつも通りの構えから、この感覚と同じスイングができるようになれば、レベルスイングの完成です!
多分、最初は違和感しかないと思いますが、その感覚で正しいです。違和感がないということは、今まで通りのスイングをしているということなので、むしろ違和感を感じる方が正しいです。そして、その身体の使い方と腕の使い方の感覚を掴んでください。
■矯正スイングをする上での2つの注意点
注意点が2つあります。
(1)トップが戻ってしまうこと
下にバットを置いているが、打ちにいくときに自然と今までの癖で、肩口までバットが戻ってしまうことがよくあります。
↓トップが戻ってしまうダメな例
これだと、結局いつもと同じスイングをしていることになるので、意味がありません。
肩口から最短距離で出るバットの癖を直すためにやっているので、これには注意してください。
特にティーバッティングやトスバッティングなど、実際にボールを打ちにいく場面になると、この癖が出てくるので注意してください。
(2)上から被せてしまうしまうこと
矯正スイングの目的の一つは、右打者なら右手、左打者なら左手を上から被せにいく癖を修正することです。横に押す、下から上に押すようにスイングをする必要があります。
しかし、いつもの癖で右手を被せてしまうこともよくあります。
↓上から被せてしまうダメな例
これをしてしまうと練習の意味がなくなるので注意してください。
矯正スイングの二つの注意点
(1)トップが戻ってしまうこと
(2)上から被せてしまうしまうこと
に注意しながら、何回も素振りをして、このスイングをマスターしましょう。
まとめ
ダウンスイングの特徴は、
①耳の位置から最短距離で出るクセ
②右手を上から被せるクセ(左打者なら左手)
があるということ。
そして、レベルスイングに変えるためには、その二つのクセを(1)トップを深めに作り、肩か肩より下の位置から、ボールの軌道にいれるような振りだし、(2)下から押し込む、すくう軌道に変える必要があるということ。
そして、それを変えるために効果的な練習が矯正スイング。矯正スイングをマスターすることによって、ダウンスイングのクセを修正し、レベルスイングに必要なクセを身に付けることができるが、矯正スイングには注意点が二つある。この二つの注意点(1)トップが戻ってしまうこと、(2)上から被せてしまうしまうことに気を付けながら、何回も素振りやティーバッティングを繰り返し練習をしよう。そうすることによって、レベルスイングに必要なクセが身に付けることができます。
以上で終わりです。
読んで終わりになるだけじゃなくて、やりましょう。応援しています。目指せ、下克上!
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