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2022.6.25①-水分が全部出る

4時半過ぎに起床。読みかけになっていた本を読み終えることができた。ToDoリストを一通り書き、上から順に進める。まずシャワーを浴びた。

そやまんがの存在を初めて知ったので読んでいた。

コロコロコミックは買っていなかったけど小学生の頃にでんぢゃらすじーさんの単行本を何冊か買って持っていた。下ネタや理不尽な話の運びにゲラゲラ笑えるようになったのはこの時からだったと思う。まぁかといって汚物を嫌悪していたかといえばそんなことはなく年相応にうんちで元気になるような子どもだった。


色々漫画を読んでいたら思ったより時間が経ってしまったので、もうToDoリストは無視して持ち物の準備と身支度を進めた。予定の時間より15分遅れて出発。こんなこともあろうかと出発の予定時間をかなり余裕持った設定にしておいて良かった。

自宅から最寄り駅まで歩き、8時過ぎに到着。もう既に日は高く昇っていた。フル装備のスーツの男性が前を歩いていて暑そうだなと思う。予定通りに電車に乗って盛岡駅へ。土曜日の朝なのに思ったより人がいる。電車と電車のつなぎ目に立った。蛇腹になった部分が上まで続いていて気持ち悪い。

盛岡駅に着いて新幹線の改札を抜け、新幹線が来るまでの間フラフラしていた。新幹線のホームに完全無人セルフレジのKIOSKがあった。監視カメラがあるとはいえ、これが人間の性善説に依存した形か〜と思った。

待合室は人がぎっしり入っていた。もうソーシャルディスタンスとかない。喫煙室だけががらんとしている。


家を出る前に急に思い立ってリュックに入れた扇子が大いに役立った。新幹線が来るまで待つ間、無風の屋外でただ立ち続けるだけのもかなり暑い。遠征持ち物リストのレギュラーメンバーに入れた方が良いかもしれない。

苔が生えてた

しばらくTwitterを見て新幹線待ち。ジャニーズももうみんなTwitterやる時代なんだ。SNSもサブスクも解禁しているこの流れで、雑誌の電子版で黒塗りにされてるのもそろそろやめだして良いんじゃないかな。


予定通りに新幹線に乗り込んで出発。隣の席のお兄さんが爆睡していた。持って来た一問一答集を30分読んでから休憩。

前の席の人が「席倒して良いですか」と声をかけてきたので「どうぞ」と答えた。

この質問に「ダメです」って答える人っているんだろうか。断るメリットが特に思いつかないから私は無条件で受け入れてしまうけど、かといって自分の後ろの席に「席倒して良いですか」と尋ねることはなんか恥ずかしくてできない。

いっそ後ろに人がいなければ勝手に座席を倒すんだけど、後ろに人がいなかったことってあまりなくて、バスとか新幹線の席はいつも居心地悪く、腰の落ち着く場所も見つからないでモゾモゾしている。

また一問一答集を少し解いたら具合が悪くなってきた。自分は乗り物に酔う体質なんだけど新幹線で本を読むのすら無理なのかもしれない。諦めてリュックを抱いてうずくまった。


1年半ぶりに東京に降り立った。すべての建物がでかい。でかくない建物がない。

駅構内は涼しかったけど在来線のホームに立った途端ムシムシした暑さが襲いかかってきた。SNSをぼんやり見ているとどうやら今日はかなり暑くなることがわかる。


そんな激アツな日に限ってどうして来てしまったんだと思いながら御徒町まで移動。蒙古タンメン中本の御徒町店に来た。高架下に行列を作っている。最後尾に並んでTwitterで動物の動画を見た後、どうぶつタワーバトルで何戦か戦った。

45分くらい並んでようやく入店。今までセブンイレブンのカップラーメンの蒙古タンメン中本の味しか知らなかったので、「これが本物…」と思いながら食べた。

タンメンあるある、野菜がアッツアツ。熱さに慣れてきた頃にようやく辛さを感じ始めてきた。辛いけど美味しい。

食べている最中、汗やら涙やら鼻水やらが全部噴き出してきてテーブルに置かれたティッシュを無遠慮に使いまくった。人間ってこんなに水分を出してしまって大丈夫なのか心配になりだす。食べ終わる頃にはテーブル左側に使用済みのティッシュの山ができていた。紙エプロンでその山を包んで店内のゴミ箱に捨てた。

岩手に住んでいて何でもかんでも車移動をしていると汗をかく機会なんてそうそうないから、もしかしたら今日一日で一年分の水分を放出したかもしれない。


12時半前にお店を出て、東京国際クルーズターミナル駅まで電車で向かう。ゆりかもめに乗り換えるために途中で止まった新橋駅の自動販売機で水を買った。出先でトイレに行けない恐怖に怯えてなかなか水を買う勇気がないことが多いけど、流石に今日ばかりは水を飲まないと死ぬかもしれないと危惧していた。

汗だくでゆりかもめに乗る。景色がいい。冷房も気持ちがいい。ずっと乗っていたいと思った。


次回:人間ってなんだ。