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2022.6.25②-人間の良いとこ取り

前回:東京に来てめっちゃ汗かいた


東京国際クルーズターミナル駅で下車。目的地まで歩く途中、ヤモリを見かけた。

日本科学未来館に到着。特別展「きみとロボット」を見た。

人間がロボットを作ろうとする時、参考にできるのは人間の体や心や脳しかないから、じゃあ人間って一体なんなんでしょうね?という疑問を考える良い機会だった。自分にとって都合のいい物を作るには自分を知る必要があるというか。


ペッパーくんもいた。

機械のぎこちない合成音声はちょっとかわいい。


展示の中でも特にミュージアームが印象的だった。義手と楽器の融合。

体に障害がある人に対してそこまで悲観するべきじゃないというのはパラリンピックの大々的な開催が証明しただろうけど、運動神経のない人には関係のない話だと思っていた。でも義手で音楽をやるなんてカッコ良すぎる!そんなの絶対主人公じゃん。


人間に寄り添うペット型ロボットの展示のコーナーもあった。Amazonのほしい物リストに入れていたクーボがあったので早速撫でてみる。尻尾がふわふわ動いてかわいい。

いかにも目玉ですよ、と言わんばかりにラボットが中央に3台置かれていた。そのうち1台は充電中だったので、子どもたちが残りの2台の周りに集まっている。

前が空いたので私もラボットを慎重に撫でてみた。ゆっくり撫でると眠たそうに目をとろんとさせた。どうしよう、好きになっちゃう…

実際導入にも継続にもかなりお金がかかるのは知っているけど、何万も出してでもラボットを自宅に迎え入れたいという人の気持ちはかなりわかった。


夏目漱石とレオナルド・ダ・ヴィンチのアンドロイドがあった。そういえばクイズ番組で渋沢栄一のアンドロイドから講義を受けることすらできるようになったという話を聞いたことがある。

茂木健一郎さんとニーチェのデジタルクローンによる会話のコーナーもあった。ニーチェが何言ってるのか全然わからん。

撮影はできなかったけど3年前の紅白で登場したAI美空ひばりの話とかもあった。


これまでの展示の締めくくりとして「D.E.A.D(=死後デジタル労働)」の是非について、賛成か反対かボタンを押せるようになっていた。私が行った時点では反対派が半分以上だった。自分の意見はどうなのか、その場で回答を出すことはできなかった。

でも強いて言うならやっぱり反対かもしれない。死人に口なしとは言うけれども、生きていた人間の利用できる価値だけを取り出して利用しようとするのはその人の肉体の価値を見捨てることになるんじゃないか?

じゃあ肉体としての価値って何なんだと言われると、細かい違いはあれども柔らかい皮膚があって脂があって…という共通項があって、これって価値なんてあるのか?と思えてくる。

なんかその「人間の良いとこ取り」がエゴイスティックでイヤだな〜と思う一方で、人間にとって要らないところがあると思うのも事実なんだよな。水槽の脳を思い浮かべてみて、実際に肉体がなければ感じ得なかった感覚を考えてみても、味とか熱とか気持ちよさとか、本当に生きていく上で必要になる感覚なのかわからないし。


特別展の本と、常設展は全然見てないくせにショップで色々買った。

ここには映っていないけど人にあげた「宇宙グミ」も買った。時間がなかったので常設展はまた今度にする。


展示を回っている最中にたまたま連絡のあった友人と会うことになったので汐留駅へ。

次回:会って1時間しゃべるだけ