社内報を一太郎ではなくWordで書きたい

一太郎(いちたろう)は、ジャストシステムが販売する日本語ワープロソフトの名称であり、同社の看板製品である。また、同社の登録商標となっている。(Wikipediaより引用)




以前こそ標準的に使われていたワープロソフトのようですが、現在主流になっているのはMicrosoft Word(以下Word)です。
私も今の会社入って初めて一太郎を知りました。

うちの会社もまあまあ古いので、昔使ってたフォルダを見るとその名残があります。
しかしながら、未だに一太郎で作成し続けているファイルがあります。

それが社内報です。


私の会社の事務所では一太郎をインストールしているパソコンが約20台中2台しかなく、そのうちの1台を私が使っていたので、必然的に私が社内報の編集担当になりました。
もう1台のパソコンはそもそもあまり使われていないみたいです。

前の担当者はそのもう1台のパソコンを使うか、休日に出勤して私のパソコンを借りて作成していたそうです(もうこの時点で手間かけすぎてて腹立つ)。


社内報は、従業員が思い思いのクソどうでもいい話をいくつか載せているのですが、従業員はみんな一太郎を開けないので、原稿は社内報のフォルダの中にぶん投げられるか私宛てにメールで届きます。

それを一太郎開いてコピペして誤字を直したり段落整えたりするのが私の仕事です。

毎月各課長が出している「。」で区切られた文が2個しかないような連絡事項も私がコピペしています。

なぜなら課長は全員一太郎を開けないから。

いや頭おじいちゃんなの?
「一太郎開けないからコピペしといて」じゃなくて共有しやすいソフト使おうよ。


チョッチョッと文章載せるためにわざわざ一回人を通さないといけないの面倒くさくないのかな?

課長「連絡事項これでよろしくね!」
私「わかりました!貼りました!」
課長「ありがとう!」

よりも

課長「連絡事項書いた!」

の方がてっとり早くない?????

なんでこうも皆で共有するファイルを皆が使えないソフトで使うんですかね?????????


これだけならまだ良いですよ。
私が納得できないのは上司(前の社内報担当)が毎月中旬くらいになると決まって聞いてくるんです。

「今社内報どれくらい埋まってる?」

その言葉を聞くと、私はやってた業務を中断して、社内報のフォルダを開いて、最新の社内報のファイルを開いて、上司に画面を見せるためにモニターを傾けるんです。

この時間いる????????????

しかも私はExcelのファイル同時に3つくらい開いてたりカレンダー常駐させたりしてるので、ファイル開けるまでがやたら重い。

「社内報見せて」から見せ終わるまでで1分〜1分半くらいロスしてます。

いやこれ上司が見たい時に見ることができる方が良くないですか???
なんでわざわざ私を介する必要があるんですか?????


確かに一太郎はすごいですよ。

フリーカーソルなのでどこからでも文章が打てるし、Wordに比べると字も揃えやすいです。

ATOKも優秀なので助かってます。
「すみ」まで打つと「すみっコぐらしカフェ」が候補にくるようになってしまうまでにはなってます。
(たまに上司が私のパソコン使うから近いうちに候補消さないとな、これ)

でも複数人で共有するべきファイルを2台のパソコンでしか開けないのは致命的でしょ。


この無駄さは社内報に限った話ではないんですよ。

毎月の会議やる時にわざわざ8人分の資料336枚を印刷させられるのすごく無駄だし、

名刺注文する時に一回注文のお願いの電話してからメールで原稿送るのも無駄だし、

今時ネットで注文できるのにわざわざ電話で弔電注文させられるのも無駄だし、

その電報注文でも口頭で「嘉」とか「舘」とか人名を伝える方法をググらざるを得ないのも…




あ"あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"っっっっっ……………








無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!




無駄ァ!(ダメ押し)




うちの課は…新しいものを取り入れようという姿勢がない…


上司…てめーは俺を怒らせた…

上司はめちゃくちゃ優しい…
私が入りたてのころ勤務中にウトウトしても怒らない…
私が年末調整8人分ミスって処理しても怒らない…
優しすぎる…

でも…古いものを変えようという気持ちは全くない…
還暦間近…

たぶんWindows7のサポート終了がなかったら一生Windows10にしない…
あとたぶん一生LINE使わない…
Instagramの存在が何かわかってなさそう…

そういう男だ…







ということで、昨日勇気を出して

「社内報、一太郎じゃなくてWordで作ったらダメですか」

と提案してみた。

実際に社内報いじってるの私と上司だけだし余裕で通るっしょ!と思っていたが

めっっっっっっっっちゃ怪訝そうな顔で

「え?なんで?」

と聞いてきた。



「共有しにくいかなーと思いまして…」

「ああ…同じような形にはできるの?」

「アッはいこういう同じレイアウトで作ることはできます」

「…段落の間隔も調整できる?」

「ここでできます」

「…うーんでもそれ皆にレクチャーしないといけないよねえ」

「コメント機能で指示書きました」

「…あー………………あーそれじゃあ余裕ある時に他の人にも教えてやってみようね」





オイオイオイオイオイオイオイオイオイ

なんで私が「仕事できない新人社員がワガママ言った」みたいなふうに扱われるんだ…
前半部分は確かにそうかもしれないが…

まさかこんな煙たがられるとは…
「やれやれだぜ」などと言いながらWord版社内報のテンプレートを作っていたのに…

どう考えても非効率的なことしてるのに意地でも変えようとしないのが悪い…
これは「提案」…「必要なもの」だ…



他の課はインターネットサービス導入したり新しい現場押さえたりしてるのに…

ここだけ…うちの課だけ2000年代くらいの古いやり方をずっと続けてる…



新しいことガンガンやろうよ…

そのために私を入社させてくれたんじゃないのかよ…

さすが○○さん!俺たちにできないことを平然とやってのけるッ!な未来を信じていた私を返してくれ…

こんな時給800円の仕事フルタイムでやってられねーわ…早くTOKYOに出て働きたい。

そんな感じです。