国立科学博物館の特別展ミイラに行ったけどミイラと人混みどっちを見に来たのかわからん
国立科学博物館
特別展ミイラ~「永遠の命」を求めて〜
行ってきた!!!
館内は写真撮影禁止なので、私は
「撮影ができないなら紙に書いて残せばいいじゃない!」とばかりにA4用紙とボード、ボールペンを手にしたのだった
しかしそれは甘い考えだった…
さて、入場券を手に館内に入ったところ
目の前に大きな壁が…
あれ?入口間違えたかな?おっかしーな~
でも案内スタッフとか立ってるしな~
ってこの壁…
人間じゃねーか!!!!!!!!!!!!!!
なんと入口はものすごい数の人で埋まっていた
誰だよ「土曜の午前は朝ミイラキメる人少ないからおすすめ」とか言ったヤツ…
激混みじゃん!!!!!!!
入口でこの特別展についての紹介ビデオが流れていたので皆足を止めて鑑賞していたのだった
ま、まあ映像はそりゃ足を止めるよな…うんうん
ビデオが終わると人がぞろぞろと移動したので、その隙にそのビデオを改めて始めから見た
紹介ビデオは、今回の特別展でのテーマ「ミイラ」と人間の生きた歴史についてこれから紹介していくよ!というイントロダクション
ちなみにナレーションは大塚明夫さん、、
NHKのドキュメンタリーみたいなクオリティーだった
ミイラというと人間の死を映しだすものなので
ちょっと引いてしまう人もいるかもしれないんだけど、
ミイラを分析することは
・その人がどんな暮らしをしていたか
・その国(文化)において死とはどう扱われるものだったのか
・生きていた頃の姿を現在に残すことで何を伝えたかったのか
に繋がっていくので、
人間の逃れられない宿命である「死」について深く知りたいと思っていた私は、
この特別展を知った時からとっても行きたかった
(あと漫画の影響でエジプトが好きになったのでエジプトのミイラも見たくて、、)
はじめにアメリカのミイラから始まり、世界の色んなミイラが展示されていた
ミイラが作られる歴史の1ページ目から、現代の科学技術における新発見まで
知らないことの連続で知的好奇心満たされる^~
ただ、本物のミイラを一目見ようと人の塊の中に入って行くともう前後左右身動きがとれない
都会の通勤ラッシュは経験したことないけど恐らくこんな感じなんだろうと思った
しかもこんなゴミゴミしてる中で高身長のヤツ、、、、、
なんなんだよ、、、、、、
>>羨ましすぎる<<
ライブも、水族館も、この博物館でも、ほんっとどこ行っても高身長ばかりが見たいものを好きなだけ見ることができて
高身長が人生においてアドバンテージすぎる件
(ラノベタイトル感)
世の中身長150cm未満の成人女性のことを考えてくれなすぎて人生詰んでるぜ
そんなんだからとてもメモなんて取ることはできず
結局まともに書けたのはこの程度
––––手記はここで途絶えている
人混みに屈した…
夜中も開館してる日だったので行ける時間あったら行けば良かったな
そしたらもっと空いてたかもしれない…
それと、公式Twitterで平日は空いてるって言ってるから平日に行くのはいいんじゃないかな!
私も青森住んでなきゃ平日ミイラしたいんだけどなっ!
エジプトのミイラについては知らないことも多くて驚いた
古代エジプトでは「死んだときに魂が肉体を離れて神の審判を受けた後、また肉体に帰ってこられるようにした」ところまでは知ってたんだけど
生きていたときの身体的特徴や肖像画を棺に残していたのは興味深かった
私の近くにいた人がその肖像画を見て
「顔はっきりしてるね」
「阿部寛みたい」
って話してたので
大体そういう肖像画を想像してもらえるといいと思う
すごかったのが日本のミイラ!
日本の気候はミイラの保存には適していないのに、生きていたときの形をとどめているのがすごい!
しかもCTスキャンによって死ぬ直前に柿の種子を大量に食べてたことがわかってる
死んだら腹の中まで見られちゃうの恥ずかしいな///
私は死んだ後に解剖されたらきっと麺類が出てくる気がする
展示がヨーロッパのミイラあたりになると人がまばらになって少し見やすくなった気がする
でもヨーロッパのミイラも面白かったぞ!!
特にオランダで見つかった、男性ふたりのミイラ
ポスターにもなってるこのミイラ!
DNAの保存状態が悪いので、ふたりの関係や一緒に埋葬された理由はわかっていないらしい
これでもし血縁関係なかったらどうしようね??
いやあどんな関係だったんだろうなあ…
結局まともにメモとることができなかったので買った図録
せっかくなのでグッズも購入!
レイメバンバのミイラのポーチ!顔のぼんやり感がかわいくて好き
限定のアクリルキーホルダーは推しのトト神
あと何でもいいからエジプトグッズ欲しくてペラッペラのトートバッグを買った
2時間程度かけてまわったけど、やっぱりもっとじっくり見たかった…!
会場内の年齢層は子どもだらけというほどでもなく、ギャーギャー騒いでたふうではなかったので良かった
でも会場入口のあの人混みはすごかったな…
会場内の通路が狭いことも相まって地元の祭りより混雑してるように思えてしまった
本物のミイラを見た貴重な体験だった!!
今度図録しっかり読み直そう~