【大島恭平の格闘ニュース(拡大版)】青木真也vs秋山成勲は実現するのか?令和にこの話題が再熱するとは思わなかった。
今回は「大島恭平の格闘ニュース」の拡大版です。
今週のド平日のド真ん中に格闘技界隈を盛り上げたネタについて触れていこうと思います!
10/5(火)の17時から「Road to ONE: 5th Sexyama Edition」が開催され、自分も作業しながらでAmebaで途切れ途切れに視聴しておりました。
■Road to ONE:5th Sexyama Edition 大会概要
おぉ…
なかなかインパクトあるポスター(笑)
イベント名にもある“Sexyama”こと秋山成勲が次世代ファイター育成のために発案した自身プロデュースの大会。今後、韓国人ファイターを参入させ対抗戦も検討しているとのこと。
そんな中組まれた大会のマッチメイクはこちら
ざっと見ると、日本の軽量級を育てようとしてるんだなーと思うなかで異彩を放つのが、やはり青木真也のグラップリングマッチです。
▼第5試合 コ・メインイベント ONEライト級(※77.1kg)グラップリング 10分1R
青木真也vsキャプテン☆アフリカ
結果、ドロー
※この試合しかまともに見れなかったので、他の試合については割愛します。
ドローではあるものの、試合内容は青木の完勝であり、アフリカ選手は何もできていなかった印象。
これがMMAだったらどうなったかは気になるところだが、組み付かれてテイクダウンされて削られる展開だろうなと。ここまで力の差があるんですね。。流石、未だにライト級日本人最強に君臨している選手です。
■試合後に青木が秋山に噛みつく。
試合後、マイクを持った青木は「9月6日に俺にオファーが届きました。オイ、お前何で(試合を)断ったんだよ。」と解説席の秋山に向かって噛み付いた。
やっぱり来たかと苦笑いを浮かべた秋山に対して
「笑いごとじゃないんだよ、何とか言えよ! 嘘を付くんじゃねぇよ」
と追い打ちをかけ、秋山が口を開く。
「断った理由として筋肉を断裂して…苦渋の選択として、そういう判断をせざるを得ない状況で、周りの人に迷惑をかけたことは十分にわかっております」
と回答。すると青木は
「だから何だよ。2カ月あればやればいいじゃないか。『格闘技を盛り上げる』なんて綺麗事で。オメエに覚悟あるんだったらやってみろよ」
と対戦の意志があるのかを問い詰める。
「もちろんやらないという選択肢はないんだ。当たり前のようにやるつもりでいるし」
と秋山が答えたところで、
「はっきり言ってやるよ。オマエにそんな時間なんいんだよ」
と青木は一刀両断した。青木退場後、 解説席の秋山は、
「私が断ったのは事実であり、そこは申し訳ない気持ちでいっぱいですが、人に対して失礼なことを言うこと自体、格闘家以前に人として良くない。相手をリスペクトをして、自分の仕事、練習をしっかりして試合に臨めばいいというのが私のスタンス。まあ、待ってろよと。その時間はもうすぐ来るんじゃないんですか。」
と、青木との対戦に前向きなコメントを残した。
その二人のマイクの様子はYouTubeで見れますのでぜひ!
■二人の因縁はDREAMからONEへ。
そもそも、この二人の因縁は、2008年に『DREAM』で青木が試合後のマイクで秋山に対戦アピールしたことから始まる。しかしこのカードは実現することなくDREAMは消滅。
二人が交わることはもう無いかと思われた。
しかし、時を経て、2021年、今年4月の「ONE on TNT 4」でフォラヤンに勝利直後、青木はABEMAでゲスト解説をしていた秋山に向かって「日本で解説席に座ってる秋山、次はお前だ。首を洗って待っとけ!」と宣戦布告した。
その流れもあり、今回決まりかけた試合を秋山が断ったということで、いろいろな感情が込み上げてだろう。
しかし当の青木はというと、今回の一件で秋山に対して失望して完全に見限ったとも発言している。
青木自身、いろいろ言いつつも、ONEで現状盛り上がるカードはこの二人の対戦であり、“本当の意味で”『格闘技を盛り上げよう』としていて、秋山もその意図は汲んでくれていると淡い期待を抱いていただけに、今回はそれを物の見事に裏切られてしまった形となった。
そのあたりの試合前と試合後の心境をYouTubeやVoicyで打ち明けてますので、気になる方はぜひ!
■やっぱり秋山の負けが見たい。
今回の一件で個人的に感じたのが、やっぱりみんな秋山が負ける姿を見たいんだと思った。
この大会後のツイッターやYouTubeのコメント欄もかなり賑わってました。
格闘技ファンは桜庭vs秋山のヌルヌル事件の遺恨がまだ拭えていないし、秋山本人が狙ってか分かりませんが今になってYouTubeにその事件について動画を出し、大炎上。
badの数がエグいことになってます(笑)
そして事件後の三崎vs秋山(やれんのか!大晦日!2007)で、三崎が秋山の顔を蹴りつけ秋山は大出血でKO負け。ファンの怒りもそこである程度静まったかと思えば、結局グラウンド状態の蹴りということでノーコンテストとなり、なーんかスッキリしない終わり方になってしまった。
なんだかんだで日本の格闘技ファンとしては、ここでしっかり青木にボコボコにしてもらって秋山の完全敗北を見たいのだろう。
だだ、そう思わせてくれる秋山のヒールっぷりは流石だと思うし、ここまで話題を作り出す青木は、プロの仕事だなと思いました。
まさか令和の時代に、青木vs秋山でここまで熱くなれるとは思わなかったよ。
あと個人的には、今大会で青木の対戦相手だったキャプテン・アフリカは、完全に青木秋山劇場に巻き込まれた形となり本当に災難で、誰にも話題にされず可哀想だと思いました(笑)頑張って復帰戦で立て直してください。
青木vs 秋山の続報は果たしてあるのか?
こうご期待!
それでは今回はこの辺で!
みなさん、おやすいみん!
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