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ジャマイカは、一体どこにあるんですか?

今日は、メルカリで売れた本を発送した。
本の名前は、『七つの殺人に関する簡潔な記録』

これが、全然簡潔な小説じゃなくて。広辞苑くらいの分厚さがある、鈍器みたいな本だった。

まるで読ませる気が無い本、好きだぜ

出品してみたはいいものの、絶対売れないと思ってた。
定価は6000円。その分、メルカリへの出品金額も高値になっていたから。

一枚ずつ付箋を剥がす

メンタルが落ち込んでて、本なんて1ページも読めないくせに、本を読みたい気持ちだけは一人前にあったときに、買ったのだった。

本屋さんの翻訳コーナーにデン、と鎮座しているその本は、ガンバの冒険を彷彿とさせる分厚さだった。(伝わるかな……)

1ページ2段組の大作。

買ったばかりの頃は読めなかったけれど、だんだん体調が復活してきて読めるようになった頃に、少しずつ読んでいた。

読んでは休み、読んでは飽き。また読み始める。

昔の自分だったらとうに読み終えているはずなのに、読み終わらなかった。

結局、一年くらい読まずに放置してしまい、半年前に出品した。出品している間に読み終わればいいなと思って居たけれど、結局読むことはなかった。。。まぁ、縁がなかったということだろう笑笑

この本は、カリブ海文学というジャンルに分類される本らしい。
以前、同じくカリブ海文学の『憤死』という本を読んだことがあるのだけど、本当に難解だった。

何がって、日本語が。

翻訳されている文章が、理解できなかった。訳者あとがきには、このように書かれていたくらい笑笑

かなり特異な書かれ方をしている作品なので、その特異さと日本語での理解可能性の折り合いをどこらへんでつけるかが、翻訳者としての悩みどころのひとつでした。ただしこれが上手くいったかどうかは読者の皆さんのご判断に任せるほかありません

憤死 訳者あとがき

で、この本は、分かりにくかったのだけど、『七つの殺人に関する簡潔な記録』は、それと比べると読みにくさはほとんどない。

だが、ものすごく冗長である。

ボブ・マーリーがいた頃の、ジャマイカの国が、どんな状況だったのか、色々な視点から描かれる。

ボブ・マーリーは、国民的な人気を一身に集める人気歌手だったために、当時国を分断していた二大政党の対立に巻き込まれてしまったらしい。当時、CIAも暗躍していたらしく、カオスなエネルギーのある国である一方、政治的に不安定で、マフィアの犯罪も跋扈していたみたいだ。

そして、暗殺未遂につながるのだけど、左腕に打ち込まれた弾丸を、体内に残したまま治療することにした医師の話が興味深かった。

あいつの体の中には、銃弾が埋め込まれていたが、そのままにしたんだ。だって、取り出したら、あいつはもうギターを弾けなくなるかもしれないから。

確か、そんなふうに書いてあったはず。(うろ覚え)

国民の希望であり、今も愛されるカリスマのかっこよさを感じるエピソードだった。
そして、弾丸を残した腕で、また復帰したボブ・マーリーのロックな生き様に痺れます。

ところで、ジャマイカはどこにあるのかご存知だろうか?なんとなく黒人が多い国だという印象があったので、アフリカ大陸にあるのかと思ったけれど、実際はアメリカ大陸の下らへんにある。

ジャマイカは、カリブ海に浮かぶ小さな島国

すごく海の綺麗な場所で、リゾート地として人気らしい。


海が綺麗なジャマイカ

絶対に行くぞ!!

それでは、おやすみなさい。

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