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【感想】赤と白とロイヤルブルー

アマプラで鑑賞。

ここからネタバレするので、未視聴の方はご注意ください。
あらすじは特に書いていませんので、アマプラなどで確認してみてください!


視聴直後の私のTweet↓

マッチョ好きの私としては、役者さんの体作りにも結構注目してて、色気があって最高の体だなぁと思ってました。筋肉質で柔らかそうな感じが👍👍👍

2人の俳優さんは、どちらもハンサムだし色気もあるし、情事の雰囲気とかめちゃくちゃ上手くてドキドキさせられました。

恋愛が苦手な人でも楽しめるドラマ

ですが……私ごとで申し訳ないけれど、恋愛ジャンルが苦手なのですよね。

苦手な理由を完結に述べると、

  • 中々くっつかない2人をずっと見続けるのが退屈。

  • 恋愛で馬鹿になってる主人公たちを見るのが苦痛。

  • 物語を盛り上げるための障壁が、物語を冗長にすることが多いから。

この3点が、恋愛ストーリーが苦手な大きな理由です。

ですが、このドラマではこういった演出が苦手な人でも楽しめるストーリーになっていたので、「興味はあるけど、恋愛ものは楽しめない……」って人でも楽しめると思います。

カジュアルなお付き合いからビッグカップル爆誕

なんかね、日本は「体の関係」から始まった恋愛に対して、ネガティブなイメージを持つ人が多いじゃないですか。私は、別にどっちでも良いと思うのですが、世間一般ではそういう認識だと思います。

ですが、このドラマでは、性関係に至るまでが本当に早いです。

通常は、

仲良くなる→様々な障壁を乗り越えて→真剣な交際期間を経て→性関係を結ぶ

という順番だと思うのですが、

このドラマでは、
仲良くなる→お互いのセクシュアリティを知り性関係を結ぶ→真剣な交際期間に入る

のです。

お互いのセクシュアリティを知って、カジュアルな交際をスタート!英国皇太子とアメリカ大統領の息子というビッグカップル爆誕!!

これは、欧米文化の為せる技でしょう。カルチャーの違いが面白い魅せ方を生んでいます。

展開の逆転現象に、いい意味で意外性を感じて、このカップルの行く末を見守りたいと思いました。

大円団を迎えるために奔走する2人

このドラマの面白いところは、同性愛を世間に認めさせるために主人公2人が頑張るところですね。

普通の同性カップルは世間に認めさせる必要なんて無いわけですが、この2人の場合は世間に認めて貰うことも大事なのです。

なぜなら、2人の交際がバレたことがきっかけで、英国王室にはメディアが殺到。アメリカでは、大統領の選挙戦の関係で、メディアが盛んにビックカップルのニュースを流すのです。

英国王室は保守的なイメージがあるので、なんとなく同性愛を受け入れないイメージがつきますが、アメリカだって、最近のニュースを聞くと保守層の不寛容さが話題になりますから、必ずしも2人の交際を拍手で受け入れる人たちばかりではありません。 

ところが、英国王室は国民の税金で成り立つ存在ですから(ヘンリー王子はこの部分にも苦悩を持っています)スキャンダルで国民の支持が低下するのは避けたい。

アレックス(大統領の息子)は親がアメリカ大統領選挙に出馬している以上、選挙戦で負ける原因になりたくない。

そんな2人が抱える重圧を、アレックスは行動でひっくり返そうとします。

とくに、アレックスが国民に向けてスピーチするシーンは知的でかっこいいなと思いました。

そう、恋愛が2人を強くするんですよね。そこがすごく良いです。

2時間で終わる、最高のBLドラマ

どうしても恋愛ドラマは中だるみしがちだな……と思いますが、短い時間の中にギュッとエピソードが凝縮されているためか、2時間よりも長い時間、2人を見つめていたような気がします。

ときめいたし、2人の海を超えたダイナミックラブが見れて本当に楽しかったです😊


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