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長野で見つけた身も心も温かくなる里山ワーケーション

The Workeアンバサダーによる
『ワーケーション体験記』をご紹介します!

今回体験記を書いてくださったのは、
旅コンシェルジュ/ママトラベラー RIKAさん

今回、RIKAさんがワーケーション先に選んだのは
長野県にある かやぶきの館。
全国でも有数の蛍の名所、信州辰野町の川島地区にあり、
ゆったりと流れる時間を感じられる 総平屋造りのお宿です。
ここで、どうやって過ごされたのでしょうか。
どうぞ、お楽しみください✨

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ワーケーションといっても
一言にコレといった決まったスタイルはないように思う。
北海道のような雪山でアクティビティを楽しみながら、体を動かしながら仕事に励む過ごし方、沖縄のようなビーチリゾートで非日常感の中リフレッシュする過ごし方など様々なスタイルがある中で私が今回体験したのは、
里山の温かさにふれるワーケーション。

訪れたのは長野県辰野町にある「谷逢いの宿 かやぶきの館」。

高速を降りて5分も走るとのどかな田園風景が広がる。
金色の稲穂がなびく畦道を進んだ先に現れたのが、
大きな茅葺き屋根のこちらのお宿。

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駐車場に車を停めて入口に向かう途中、
栗の実がコロコロと坂道を転がり私たちを出迎えてくれた。

唱歌「ふるさと」が頭の中で流れてきた。
絵本の中で見たような古き良き日本を感じさせる風景が広がっている。

お宿へと一歩足を踏み入れると、「涼しい!」と声をあげてしまった。
茅葺き屋根の特徴は「夏涼しく、冬暖かく、屋根の厚みが太陽の熱や雪の冷気を遮る断熱効果がある」そうだ。

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土間は地域の農産物やお土産が所狭しと並べられており、
囲炉裏からはパチパチという炭の燃える音が聞こえてくる。

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お土産を眺めているだけでも楽しい

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茅葺屋根家屋の特徴でもある太い梁に高い天井

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この炎を眺めているだけで気持ちが安らぐ

これだけですでに心がホッとする。

土間に見惚れていると、
「いらっしゃいませ」という声と共に温かい笑顔でスタッフの方が出迎えてくれた。

チェックインをすまし、お部屋へ。
お部屋までの廊下には昔の脱穀機や機織り機など歴史を感じさせる伝統品が展示されている。

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案内されたお部屋はコンパクトながらも使い勝手の良い和室。

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かやぶきの館は茅葺き屋根の本館とは別に、客室は全て新設されており、
全10部屋全て和室。また総平屋造りの構造は全てが角部屋のように配置されており、プライベート感にあふれているのもまた良い。
上にも下にも左右にも、客室同士が隣接しにくい建造なので、本当に静かだった。

また居間から緑あふれる庭を眺めることができ、
デスクワーク中の目を癒してくれた。

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この眺めが私の一番のお気に入りポイントかもしれない。
静かで凛とした空気感の中、集中力が研ぎ澄まされ作業が進む。
ひとたび庭の木々に目を移し、休憩すると不思議とパソコンを叩く指も軽やかになるのだ。
やはり緑を目に届けるって大切なんだなと実感した瞬間だった。

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小腹がすいたらお付き菓子の「おやき」を楽しむのも良い。
ほっこり温かいどこか懐かしい味わいだ。

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この日はあんこと切り干し大根の2種でした。

一通り作業が終わった後は、大浴場へ。

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男女風呂ともに、太い梁が特徴の浴室には、3種の湯船と水風呂がある。

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サウナもあるのでしっかりと体を「整わせる」こともできる。
名物の薬湯は季節ごとに変わり、里山で採れた自然由来の香りや効能が楽しめる。

お風呂上がりのお休み処も広々としており、
夕方になると地元の子供たちが日帰り入浴利用後に
楽しそうに過ごしている様子がうかがえた。

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児童書などもたくさんあり、1泊では読みきれない

仕事も終え、体を癒した後は続いてはお腹を満たしてあげよう。
夕食は、お食事処で里山弁当を頂いた。

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お弁当スタイルでの夕食はワーケーションには非常に適していた。
サクっと食べてまたすぐ作業に戻りたい。
ワーケーション中はそんな方も多いはずだ。

またお料理は、旬の食材や地元の食材がふんだんに使われており、
色鮮やかで五感を刺激してくれる。

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厳しい冬を乗り越えた甘みのある野菜、ぎたろう軍鶏。
力強い土壌で育った茸や山菜。
“四季”を堪能できる内容となっている。

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とうもろこしたっぷりのご飯は食べきれなかったらおにぎりにしてくれる

別メニューでTVにも取り上げられた名物「炭火焼きプラン」もある。
こちらは囲炉裏で串に刺した五平餅や川魚を自分で焼いて頂く。
時間に余裕のある方はそちらを選択しても楽しいかもしれない。

またここでの接客も温かく、
スタッフさんたちが「たくさん食べるんだよ!」「お代わりもあるからね!」「お茶が欲しかったら呼んでな」など声をかけてくれる。

洗練されたホテルのような接客ではないけれど、
「おかあちゃん!」そう呼びたくなるような温かさと人情味を感じさせてくれた。


その晩は、大雨だったが部屋の中は予想以上に静かだった。
これが茅葺き屋根の強さなのかもしれない。
静寂に包まれた空間で、朝起きるといつもよりも深く眠れた気がした。

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朝食は、地元産のいぶきサーモンがメインの和定食。

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土鍋で炊き上げたツヤツヤの白米だけでも箸が進む。
朝も晩も食べきれなかったご飯はおにぎりにして持たせてくれる。
温かい心遣いだ。

チェックアウトの際も「またきてね!」
笑顔でそんな言葉をかけてくれる。

自分が自分でいられる場所をコンセプトに掲げているかやぶきの館は、

静寂に包まれた有意義な個の時間と
人の温かさに触れる優しい時間に身も心も癒されることでしょう。

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都会での喧騒に少し疲れてしまったなという方に
おススメしたいお宿です。

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【RIKA
(@susumetamachans)さんのInstagram】
https://www.instagram.com/susumetamachans/

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今回 RIKAさんが滞在した
かやぶきの館】は👇こちら👇

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URL:https://www.worke.jp/facility/hotel/17810/
住所:〒399-0511長野県上伊那郡辰野町横川2766
TEL:0266-44-8888


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