部分調節性内斜視 手術@東京日帰り手術クリニック

こんばんは、はじめまして。
始めてここへ来ていただいた方も多いと思います。

今日銀座の東京日帰り手術クリニックで根岸医師執刀のもと、長女6歳が部分調節性内斜視の手術を受けてきました。

内斜視の角度がだいぶありメガネで矯正&プリズムレンズで様子を見ておりましたが、手術を受けました。
初めての手術となりました。
私自身が手術に至るまでとても不安や心配があったので、これから同じ思いをする方に読んでいただけたらと思い、綴らせていただきます。

まず朝の来院は8:30ころ。
予約自体は8:45ですが、早めに到着したのでそのまま病院へ。
有楽町駅から徒歩三分ほどです。
非常にわかりやすい角地にありますし、アクセスが良かったです。

8階にクリニックがあり院内へ入ると、明るい雰囲気と受付の方々の暖かいお声がけで緊張がほぐれました。
娘は朝食抜き、予約の2時間前(6:45)以降は水分摂取もなしということで少し心配でしたが1度「お腹すいた〜」といった程度でした。
身長体重を測り問診票記入、診察室で根岸医師の診察があり、そのご持参したパジャマに着替え、待合室で待機。
根岸医師はいつにもまして緊張感が漂っており手術に向けた真摯な姿勢をひしひしと感じます。
でも娘に対しては緊張がほぐれるように接してくださり、素晴らしい技術や知性だけではなく、子供をいたわる姿勢も感じられる優秀な医師、という印象でした。

しばらくして心電図など取るということで娘が看護師さんに連れられていった間に、私は斜視手術と全身麻酔の案内動画を視聴しました。
その後、動画の視聴後に翌日使うオンライン診察のアプリをスマホに入れ会員登録を行い、娘が戻ってきました。

またしばらく待ってから診察室にもう一度呼ばれ点滴を差し手術用のキャップを被りました。
担当してくださった医師は初めてお会いする方でしたが、とても活気のあるゴールドがお似合いの女性医師。
娘とも会話してくださいました。
何故かわたしの着ていたワンピースを「お人形さんみたい!」と言ってくださり親まで緊張までほぐしてくださいました。
そして、そのまま診察室で少し待機。5分ほど。

その後来院からは1時間ほどでしょうか。医師?看護師?から声がかかり娘のみ手術室へと向かいました。
年長児の娘、ここまでとても落ち着いた様子でしたので、看護師さんや医師の対応の素晴らしさを感じました。

その後私は待合室で待機すること1時間半。手術が終わったので術後の観察室へ案内していただきました。
ベッドに横たわる我が子はいびきをかいて爆睡していました。
麻酔が切れれば目が冷めますとのこと。


術後の過ごし方を看護師さんから聞いている間に、娘は目が覚めました。
すると突然騒ぎ出す娘。泣きながら辛そうに「家に帰りたい」「起き上がりたい」「トイレに行きたい」といったようなことを要望していました。
看護師さんが集まり色々話を聞いてくださってひとまず車椅子に座ることに。
あとから話を聞くと、どうやら術後に目を開けても麻酔の効果で周りが真っ暗だったようで怖かったようでした。

また私も目を見てびっくり。腫れていたり赤くなっていることは想定内ですが、目が外側にずれ所謂外斜視のように見えます。不安をこらえつつ看護師さんへ確認すると

☆麻酔後は気分が高まってしまい泣いたり騒いだりするのが通常。だんだん落ち着きます。
☆目の位置は術後直ぐは麻酔が強く残っているため眼位が定まりませんが徐々に一週間ほどかけて眼位が定まります。

そのように説明がありました。
とりあえず自分の気持ちを落ち着かせ、なるべく長女に寄り添った対応を心がけました。

そんなこんなしているうちに、根岸医師がちらっと様子を見に来てくださいました。
特に問題ない様子とのことで様子を見ましょうと。
術後の様子に私は慌てていてあまり覚えていませんが、「両目にできていたものもらいも潰しておきました。」というようなお話もあったと思います。


合間合間で看護師さんが術後の説明をしてくださいました。
目薬2種類と服薬1種類。
目は絶対に触らない、涙や出血を拭く際は脱脂綿を使うように、水で濡らすのも厳禁など説明がありました。

そして根岸医師がいなくなったあと車椅子でお手洗いへ。
戻ってくるとベッドに横になります。今度はずっと目を閉じています。
そのおかげかとても落ち着いていて、眠たそう。
しばらくするとやっぱり寝てしまいました。

寝顔を見ていると、看護師さんから「お会計の準備ができたので娘さんが寝ている間にご精算を。」ということで受付で精算。
38000円ほどでしたでしょうか。
目の周りの保護フィルター、脱脂綿、テープ、薬各種なども袋にまとめて渡してくださいました。
少し気になっていた点眼と服薬ののタイミングについても相談してみました。

長女は保育園にも通っており、手術が木曜日。翌日までわたしが仕事を休むので週末含め4日間は自宅で過ごせます。
しかし月曜日まで服薬があるということでしたので、目薬と服薬は保育園にもお願いをすることにしました。
そのあたりの相談も適宜気になったところは適切に説明があり、大変丁寧な対応でした。
本当に有り難く感謝の気持ちが溢れました。

術後の休憩室に戻ると目を覚ましてお水も飲めたと看護師さんから説明がありました。
今度はとても落ち着いた様子です。事前に用意していたウェルチを飲ませても大丈夫そう。
その後着替えと医師と少し話をして12時前にはクリニックを出ることができました。

麻酔で興奮していたときは私も慌てましたし、このまま電車で帰れるのかな?と心配でしたが、ゆっくりながらも歩ける娘に安心を覚えました。
多少手のむくみと手が火照った様子はありました。
麻酔のせいでしょうか。
気分も悪くなることなく、電車までの移動も問題なく。
食事はまだ取れる時間ではなかったのと、本人に確認するととりあえず自宅に帰りたいということだったので途中で飴を購入し食べました。

電車に乗るとすぐに寝てしまいました。
この時点でも目はまだ外斜視になっておりとても心配で内斜視のほうがまだマシだったのではないか、、と心配しました。
電車で不安になり泣きそうになりましたが、ぐっとこらえ時間を潰すとあっという間に自宅の最寄駅まで着きました。
この頃には私も精神的にぐったり疲れてしまい、夫に駅まで迎えに来てもらって帰宅しました。

その後は娘はつかれた様子もありましたがいつも通り過ごし、お昼は消化の良いものをというとこでしたので娘のリクエストのお粥を夫が作り食べ、最初の点眼を行い服薬し、その後はしばらく眠りました。
ちなみに私もぐったり疲れてしまい熟睡しました。

19時に夕食を取るあたりから、目が痛いと言うようになったため痛み止めを飲み、夕食をペロッと食べドーナツを食べ飴を食べ、服薬しました。
甘いもの大好きな娘。頑張った今日ぐらいは、と甘いものが多くなってしまいました。

シャワーは首より上は濡らさないようにということだったので身体だけシャワーを浴びて洗い、目薬をして歯磨きをして就寝しました。

段々と麻酔が切れるに従って、目の位置が真っ直ぐになり家族みんなで感動しました。
目の痛みや違和感はあるものの、無事に手術が終わりホッとしています。

これからの経過が気になるので、また折を見て投稿させていただきたいと思います。

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