画像生成AIが生成する絵に加筆してみた

一時期が画像生成AIのStableDiffusionで廃墟旅行するのにハマってたのですが、それをZINEのようなものにまとめてみたいと思って、ただそのまま生成した画像だとちょっとなあ、と思って加筆をしてみました。

普段の画力は↓くらいです。

何枚か我ながら加筆したことでとても良い絵になったのではないかと思ったやつをピックアップしてご紹介していきます！
ちなみにAIには『XXな廃墟と、白いワンピースの女の子の後ろ姿』で指定いるので、後ろ姿のワンピースの女の子ばかりとなっております。顔の破綻具合がどうにも気になるので、後ろ姿指定にしたんですよね。

加筆集

レベル1. 髪の毛をちょっと加筆

上段は本当に髪の毛しか直してないですがいい感じに。
下段は服と髪の毛をちょっと加筆しただけなのに、ワンピースと丸い髪型のシルエットがしっかりしただけでぐっといい感じになった気がしますね。ハッピー。

レベル2. 髪の毛をがっつり加筆

思いっきりいきました。
上段はなんか元だと頭の向こう側見えてる感じだったので、埋め埋め。
下段の子も元の髪の毛軽めの子も良いですが、ちょっと毛量多めにしてみました。絵は描いた本人に似るといいますが、描いた本人も毛量多いです。

レベル3. 斜め後ろ顔をがっつり加筆

この二人はすごい難産だったんですよ。難産といっても30分かかってないのがAI加筆絵におけるすごさだと思うんですが。
上段の子は髪の毛の色味がすごい好みだったので、その色味を活かして前髪長めの子になってもらいました。この絵、背景と女の子の色味が絶妙に最高なんですよね。
下段の子は色味が明るかったので、顔の輪郭はがんばってかいてちょっと抽象的な感じにしてみました。あとはじみにがんばってなおしたの靴です。地味！もともと靴描くの苦手なのですが、加筆でも靴に悩まされること多々でございました。

レベル4. 服もそれなり加筆

このへんからかなりがんばってるやつ。
上段は奥の子の足と、手前の子の背中と髪飾り。手前の子の髪飾りは絶対リボン型のバレッタだと信じてやまなかったのでかなり気合をいれてなおしています。色とかは基本周辺からスポイトしてます。
下段の子は結構髪の毛いじってるのと、地味に右手をなおしてます。地味なところではあるんですが右手にちゃんと指がはえてるだけでちょっと満足度があがります。満足度大事。

レベル5. 服がっつり加筆

なんだかんだでこれが1番楽しい。
上段は雰囲気はすごい好きだけど、どういう服なんだ…と悩んで、百合ファンタジー系漫画にありそうな短ジャケットにふんわり白スカート構成にしてみました。描くときめちゃたのしかった。足も地味になおしてますね。
下段は膝丈ワンピースがドレスになってますね。最初はヒール靴にしようと思ったんですが、この向きのヒール靴描けなくて…なのでえいっとドレスになりました。亡国の姫っぽくてこれはこれで気に入ってます。ドレスの下の方の色は上の方からスポイトしてます。

感想

描きあがったときの満足度がすごい。
自分の絵を描いてると構図考えて線描いて色塗って…の途中であきらめてしまうこと多々なのですが、AI絵は背景ついててあとはなおすだけなので、ハードルが激低だなと思いました。あとは自分では使わなさそうな色味とか出せるのもAI良いとこですね。

AI良くないとこはやっぱり同じキャラを描き続けるのが難しいところでしょうか。特定の子が旅するような絵の連続が作りたい気持ちもありますが、それは今のところ人物は自分で描くしかなさそうですね。
いろんな子が出てくるのも楽しいですけどね。今回は『滅びた世界で生きる子たち』と思っています。

ちなみにこの絵でできたサイトはこちら

ai generated ruin travel images

こういうときに、私という人間は製作者といってよいのかは疑問なところがありますが、音楽にも『編曲：XX』という書き方がありますし、それと同じく『画像生成：StableDiffusion 加筆：manasas』にしてみています。

ちなみに上のサイト、画像生成もサイト制作も睡眠も含めて24時間くらいで完成してます。サイト作ってる途中で飽きて画像生成はじめたので、画像生成AIが作ってくれた画像があってこそ最後までやりきれた感じです。画像生成AIさまさまですね。画像生成AIと人間が上手く楽しく活かしあって生きていける世界だといいなと思います。おわり。