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スキルは身を助くから、持っておけ。

この記事は書く習慣が身につく1週間プログラム Day5『あなたには新社会人になる甥がいます。伝えたいことや、アドバイスしたいことはある?』の記事です。


伝えたいのはひとつだけ。スキルは本当に身を助くので、持っておけ、ということ。

今の日本企業の平均年齢は25年くらい。平均なので、スタートアップがめちゃくちゃ下げてる可能性はあるかもしれない。それでも、きみが22歳から会社員をはじめたとして、60歳までのおよそ40年間に会社が倒産する可能性はわりとある。大企業でも今はもはや安泰ではない。

そしてきみが最初の仕事に選んだその仕事が、君に本当にマッチするかもわからない。学生の頃はあんなに憧れだった仕事ですら、入ってみたらつらいこともある。大好きな事業に配属されても、大好きな事業がなくなる可能性もある。

そんな時、スキルさえあれば、転職をするという選択肢がぐっととりやすくなる。わたしはずっとエンジニアなので、プログラミングくらいしかおすすめできるものはないけど、きみが仕事の中や隣接することで、需要の高いスキルはきっとあると思う。それさえしっかり磨いておけば、わりといろんなところに行ける。もう就活したくないって?大丈夫。2年後くらいにはわかる。しっかり仕事の中でスキルを磨いていれば、ガクチカなんかよりずっと説得力の高い『今まで努力したこと』『達成したこと』が言えるはずだし、『何になりたいのか』も、新社会人の今よりもずっと、明確になってると思う。

もちろん転職だけが選択肢じゃない。しっかりとスキルを磨いてれば社内で評価されることもあるだろうし、結局は何らかの形できみを助けてくれるはず。あるいは、スキルを磨いているうちに、違う道に出会うかもしれない。それもまた良し。

というわけでがんばれ。つらい時は自分の中でぐるぐるするよりも、転職でも旅でも友人に相談するでも、外に相談するのがおすすめだ。
きみの人生が、良いものになりますように。


甥っ子に、ということだったので、すこし手紙っぽく。
新社会人の時に言われてもなんのこっちゃという感じになりそうな気もするけど、社会人半年とか、1年とか、2年とかに経過したくらいに、ふと思い出して、この手紙を開いてくれたらいいなと思う。

新しい環境で大変な上に寒暖差も激しくて大変だと思うけど、がんばれ新社会人たち!

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