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2023/04/28「絵本 給食室のいちにち」#雑な日記

絵本 給食室のいちにち

島根出張を境に、体調が劇的に回復した。健康は最高だ。元気があればなんでもできる。いくぞーっ!いぃーち、にぃー、さぁー…….

体調が戻ってきたので、ようやく長女が寝る前の絵本の読み聞かせを再開。先週、Twitterで表紙を見て即購入を決めた『給食室のいちにち』に親子でハマっている。
ほんとうに良い本で、日本に居るすべての子どもと大人にオススメしたい絵本だと思う。

初版第1刷は2022年8月1日だそう。絵本の新刊情報って全然知らない情報だ。

絵本の中身の写真は載せられないが、名前の通り 小学校の給食室で働く人たちの一日の様子を詳しく描写した一冊だ。登場人物ひとりひとりにちゃんと名前が付けられていて(栄養士の山川さん、耳が聴こえにくい矢野さんなど)、細かいキャラクター設定もされている。この手の絵本でここまでの作り込みはなかなか珍しいのではないだろうか。
これを読めば、どのようにして給食が作られ、食べられ、片付けられるのかが分かるし、そのひとつひとつの工程を細かく知ることができるはずだ。

保育園で作られた給食を食べる4歳の長女にも刺さったようで、妻や私に何度も読み聞かせをお願いしてくる。決して短い絵本ではないので、けっこう疲れるが、悪い気はしない。この絵本を通じて、食事を作ってくれる人の大変さや、感謝の気持ちが芽生えると嬉しいなと思いつつ。

同時に、自分や妻の大人側も「当たり前のありがたみ」を再認識することができる。自分で料理せずに出された食事は、美味しかろうが不味かろうが、必ず誰かが作っている。そのことに想いを馳せる機会は、どんどん少なくなってきているように思う。

この絵本を読んだ後は「いただきます」がより深くなったように思う。

食材に対する感謝や生産者に対する感謝に加えて、調理をしてくれた作り手への感謝を加えた心からの「いただきます」を、毎日・毎食積み重ねたいと感じることのできる素晴らしい絵本に出会った。

おまけ。
絵本の最後のページに添えられた編集部の方からのひとことがとってもいいので紹介させて。

2020年春からの新型コロナウイルス感染症の広がりとその予防のために、食事中も人と距離をとって、会話を控えることが求められるようになってしまいましたが、本作は「対面で会話しながら食事を楽しむ」給食の本来のありかたを、その日常が一日も早く戻りますように、願いも込めて描いています。(編集部)

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