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自分と向き合うための良きツール: 紙のノート

2020年、心の底からやって良かったと思ったものが2つある。

1.  ストレングスファインダー
2.  ノート時間の復活

今回は、2番め、「ノート時間の復活」について紹介しようと思う。

ノート時間とは

「ノート時間」とは、自分が感じたこと、考えていること、忘れたくないことなどをノートに記す時間を1日のうちに取るというものである。

筆者の場合、基本的には夕食後、入浴前にこのノート時間をとっている。

その理由は、就寝直前に1日を振り返りることで嫌なことなどを思い出したり、反省などしてしまうと、その負の気持ちを翌日に持ち越してしまうと聞いたからだ。


ノート時間によってもたらされた、自分自身へのより深い理解

ノート時間を復活させて最も良かったこと。それは、自分自身へのより深い理解である。

例えば、私の場合は月ごとのスケジュールページにその日の気分を○△×で評価する「気分ログ」をつけている。

これをすることで、何かショックな出来事があって気分が落ち込んでしまった場合でも、自分は大体何日くらいで×が△になり、そして○に戻っていくかをざっと把握することができる。

自分の気分の回復の傾向を知ることで、落ち込んでしまった時も「大丈夫、今はどん底だけど、またすぐに元気になれる。今までだってそうだった」と自分で自分自身を救うことができる様になる

こうして日々書き溜められていくノートの中身は、「道に迷った時に、向かっていくべき正しい方角を指し示してくれる方位磁石」の様になっていく。

(気分ログ以外の具体的な中身については今後順次紹介していきたいと思っている)


まとめ

ノート時間の「復活」とした様に、私は以前ノート時間を採用していた。数年前の私は紙の手帳を持ち歩き、仕事帰りに遅くまでやっているカフェに寄って、気ままに何かを書き残していくことが日々の楽しみだった。しかし、iPhoneを持ち、便利なスケジュール管理アプリやメモアプリをインストールする様になるとともに、いつしかノート時間をやめてしまった。確かにデジタルは持ち運びも楽で便利である。しかし、紙にペンで書き出していくという作業そのものや、少しずつ書き溜められて厚さを増していくノートには便利さを超える大きな作用があるのだなと2020年は実感することとなった。  

 (973文字 58分30秒)



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